宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

ボラーレ・関善之さんによる「鈴木先生」装丁オーソドックスバージョン

 「武富健治の世界」展最終日に行われた関善之さんのトークイベント「マンガのデザイン−『鈴木先生』を中心に−」の最後にサプライズで披露された、「鈴木先生」単行本をオーソドックスにデザインするならこんな感じバージョン。
 関さんからオッケーもらいましたので、写真をのっけさせてもらいます!
 2冊ずつ2バージョン!すげー。
 



 これはこれで全然アリですよね。でも、やっぱり、これだと、まあ、お客さんは限られるというか、今のような広がりは得られなかったと思います。


 ちなみに実際のデザインはこちら。


鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生(10)ーアクションコミックス

鈴木先生(10)ーアクションコミックス


 こうやって、「選ばれなかった選択肢」を実際に見せてもらえると、最終的に選ばれたデザインの特性もすごくはっきり分かります。関さん、本当にありがとうございました!