宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

長男と大恐竜展

 今日は17時半ごろ大学を出て、上野の国立科学博物館へ。
 一足先に途中までかあちゃんに送ってもらって大恐竜展を観に行ってる長男に合流して、一緒に展示を見て、アメ横でラーメン食べて帰ってきました。
 科博、金曜だけ20時まで開いてるんですね。大人気の恐竜展ですが、子連れがぐんと減るので、入り口で並ばされることもなく、館内も快適に見られる混み具合。ちょうど18時から真鍋真先生のギャラリートークがあり、長男は10月の朝日フォーラムに引き続き、レプリカで展示されていた有名な格闘化石について突っ込んだ質問をして、また周囲を少しざわつかせていました(笑)。
 それにしても真鍋先生のトークは、本当に聞いていて気持ちのいい語り口ですね。
 ソフトで、一言一言聞き取りやすい発声、子供にも大人にも分かりやすい噛み砕き方、そして小1とか幼稚園とかの子からの質問であっても急に口調を変えたり、程度を落としたりせず、恐竜好きの一人として応対するところとか、すごくいいです。とにかく恐竜のことが好きで好きで好きで好きで研究を続けていて、みんなに最新の知見をできるだけ多く丁寧に話したい、という気持ちが隅々まで行き渡っている感じがします。同じ研究者として心打たれるものがあります。
 30分の予定のトークが30分ほどになったところから質問を受け付け、ウチの長男を含む3人の質問にそれぞれ丁寧に答え、もうそろそろ時間ですので、ということでいったん打ち切られて解散になったにもかかわらず、その後も延々残ったお客さんからの質問に丁寧に答え続け、結局バックヤードに戻られたのは7時20分ごろ。今日も素敵すぎる真鍋先生でした。長男も、いったん解散後、まだ見ていなかった展示を見てから、再び質疑応答の輪に入らせてもらい、大変得をしたようです。
 帰宅するともう10時過ぎ。回転寿司に行った次男三男かあちゃんはもう寝ています。一緒に風呂に入って少し展示の感想など話して、ちょっと夜更かしの金曜の夜になったのでした。