宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

ドラマ「鈴木先生」、日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門 最優秀賞を受賞!


http://www.nab.or.jp/index.php?%C6%FC%CB%DC%CC%B1%B4%D6%CA%FC%C1%F7%CF%A2%CC%C1%BE%DE%2F2011%C7%AF%28%CA%BF%C0%AE23%C7%AF%29%C6%FE%C1%AA%A1%A6%BB%F6%C0%D3


 これは素晴らしい!6月のギャラクシー賞月刊賞に続いての受賞ですが、こちらは何と言っても年間の賞、かつ民放連の、最優秀賞の該当作がないこともある賞で、でかい賞ですよね。
 本当に優れた作品なんですから、当然と言えば当然なんですが、優れた作品がきちんと評価されるとは限らないということは、えてしてあるので、それがちゃんとなされたということは、やはりうれしいです。
 ツイッターなどでの反響もすごいですよね。
 ドラマ版のスタッフ・キャストのみなさん、そして原作者の武富健治さん、本当におめでとうございます!
 これはもう、続編、行くしかないでしょう!


 で、そんな「鈴木先生」の原作者、武富健治さんの展覧会「武富健治の世界−「古代戦士ハニワット」から「鈴木先生」まで−」が、明治大学米沢嘉博記念図書館で、10月7日から開かれます。


http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-taketomi.html


 このブログでも「武富健治展関連」のタグが付いたエントリで随時お知らせしてきていますが、武富さんの全面的なご協力を得て、狭い展示スペースながらも、内容は超濃密な展示が実現できそうです。
 ドラマ版の製作委員会に参加されているアスミック・エースさんにもご協力をいただき、原作版とドラマ版の特定のシーンの比較ができるコーナーも設けられる予定です。
 展示全体の構成は決まり、今は、各展示ケース内にどれだけのものを入れられるか、どのようなレイアウトで展示するか、実際に展示ケースの中に作品・資料を入れて試し始めています。



 まだほかにも解説キャプションの作成など、たくさん仕事はあるのですが、こういうふうに、実際にモノを並べてみることを通じて、具体的に展示のイメージが見えてくるのは、楽しい作業です。
 ドラマ版でこの作品の虜になられたみなさんにも、ぜひ足を運んでいただければと思います。