宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

3)かつしか区民大学「マンガ史講座−漫画からマンガへ」

 9月10日(土)の昼、金町の葛飾区立中央図書館です。


http://www.museum.city.katsushika.lg.jp/kdm/index.php?app=event&mode=detail&data_id=55


 ヤマダトモコさん、長谷邦夫さん、富沢達三さんと続く4回シリーズの第1回「誕生、手塚治虫」を担当させていただきます。
 以前「マンガと乗り物−『新宝島』とそれ以前−」という論文を載せてもらった『誕生!「手塚治虫」−まんがの神様を育てたバックグラウンド』(霜月たかなか編、朝日ソノラマ、1998年)のタイトルを使わせてもらっていますが、手塚を育てたものに触れつつ、手塚の仕事そのもののマンガ史的な意義に重点を置いて話してほしいとのご依頼でしたので、初期作品を中心に、考え直してみたいと思います。


 講座全体のコーディネートは第4回担当の富沢達三さんです。近世史の立場から鯰絵などの研究をされている方で、下のようなご著書がおありですが、マンガにもお詳しいです。


錦絵のちから―幕末の時事的錦絵とかわら版

錦絵のちから―幕末の時事的錦絵とかわら版


 申し込み締め切りが8月25日に迫っています!ウェブ上からも申し込めるようですので、上記リンクから、ぜひお早めに(*ウェブ上からの申し込みは締め切られました。8月31日記)。


【8月31日追記】
 電子申請での申し込み期間は終わりましたが、上にリンクを貼ってある葛飾区郷土と天文の博物館のサイトのページによると、「応募締め切り後も定員に余裕がある場合は参加可能です」とのことです。「8/25以降の講座空き状況については、教育委員会事務局 生涯学習課 区民大学担当係(03-5654-8475)まで」。