宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

次男三男と妖怪ウォッチ

 今日は次男三男と新宿ピカデリー妖怪ウォッチの映画を見に行きました。
 数日前に金券ショップでチケット買って、その足で劇場行っていい席予約して、4歳児がもたつくことも考えていろいろ備えて臨みました。
 13時からの回だったので、お昼はピカデリー前の紀伊国屋書店の地下のファーストキッチンに。ここのファーストキッチン狭いけどピカデリーのチケット持ってると一割引きになるんですよ。11時半くらいにファーストキッチンに着くように出発して、並ぶことも想定して電車の中でスマホでメニュー見せて子供たちに選ばせておいて、ってしてたのに、まさかの当店ではキッズメニューはございませんでしたが、ま、普通に選び直して快調に食べて劇場へ。
 ポップコーン食べながら見たいと前から言ってたので、ポップコーンで並ぶことも想定して早めに行ったんですが、まったくそんな心配無用。そもそもチケットもう持ってるからそっちに並ぶ必要もないし、むしろ時間を持て余すことに。ま、まだ平日だし新宿だし(お母さんが連れていくパターンだと郊外のシネコンとかの方が多いでしょうから)妖怪ウォッチと言えどもこんなものかと。
 ロビーの席でパンフとか見て待ってたんですが、隣に座ってたおばあちゃんとお孫さん(女の子3歳)とゲラゲラポー踊ったりいろいろ話したりしてちょっとなごんだり。歌と踊りでたちまち3歳4歳小2が意気投合みたいな共有されるコンテンツがあるのはやっぱりいいよねと思いました。


 入場の際、500万名様(!)限定のダークニャンメダルももらえて、もらえないかもって言ってた次男のテンションもめっちゃ上がります。
 上映時間94分ということで三男が途中でトイレに行きたくなるのを心配してまめにトイレに行かせたりしてたおかげで、最初から最後まで堪能できました。
 スクリーン直前のブロックと後ろのブロックの間の通路の前の、スクリーンに近くて前に椅子はない席だったので、次男に「おとうさんいい席取ったねえ!」と何度もお褒めにあずかりました。(1)紙の前売券買っちゃってるとネット予約できない、(2)この作品は前売り券持ってる人が多いはず、(3)だから多くの親子は当日来てから座席指定することになるはず、(4)なので事前に劇場に行くのが断然有利、と踏んで正解でした。へへーん。


 作品もいつもの妖怪ウォッチ同様、パロディもふんだん、結構ちゃんと絵も動く、王道のパターンはあえて外したりしない、という作りで、いつものテレビ版より豪勢だったので、子供たち大満足。おとうちゃんも楽しみました。今回初めてまともに作品に触れる親やおじいちゃんおばあちゃんもいることを想定して、オープニングテーマであらすじというか基本設定が紹介されるなどの配慮もあり。ただ、おじいちゃんが子供だった60年前にさかのぼるというお話でさかのぼった先が昭和29年で(はっきりそう言ってはいませんでしたが、2014年の60年前ならそうですよね)、商店街の風景が「ALWAYS 三丁目の夕日」状態だったのは、お、おう、俺が44歳なんだからそりゃそうだよな…ってなりました。ドラえもんとかだと戦時中とか戦前でしたからね。


 エンドロールではおなじみのダンスナンバーのメドレーがあり、座ったままですが二人が踊ってたら、同じ列の少し離れた席のカップルの女子が、わーほんとにおどってる!ちょっと見て!かわいいー!って感じで喜んでました。


 ちなみに三男はこれが映画館デビュー。長男はポニョで、次男はドラえもんで、三男は妖怪ウォッチってとこが、なんだか絶妙に三人のキャラに合ってる感じでおかしいですね。


 さらにちなみに、この間おかあちゃんと長男は西荻窪文鳥がいるカフェで小鳥たちとのなごみの時間を堪能していたのでした。よきかなよきかな。