宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

「鈴木先生」DVD発売記念イベント

【29日の1時台に書いています】


 午前中ブルーベリー狩りに行った後、日中は武富健治展の準備作業などをしまして、夜はテレビドラマ版「鈴木先生」のDVD発売記念イベントに行ってきました。
 渋谷や新宿のTSUTAYAで以下の先行発売版を買うと入場券がもらえるイベントで、当然普通に渋谷のTSUTAYAに買いに行って入場券をゲットしたのでした。


鈴木先生 特別価格版 ?2-A僕らのGo!Go!号外版?  [DVD]

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 会場のアートスペースは、小学校か中学校をリノベーションした施設で、イベント会場にも黒板があって、「鈴木先生」のイベントにふさわしい感じでした。
 小川役の土屋太鳳さん、中村役の未来穂香さん、岬役の西井幸人くんが出演で、夕方の部と夜の部の2回に分けて、イベントが行われました。
 僕が行ったのは夜の部の方で、第2話を流しながら、三人がそのシーンにまつわる裏話や思いなどを語るという形。夕方の部では第1話を見たようです。
 司会進行はテレビ東京の局アナさんで、前に並んでる4人のメジャー感というか華のある感じが、僕らの出たロフトプラスワンのイベントとは比べ物にならない感じで、よく分かりませんが「テレビってすげー」と思いました。
 ぶっちゃけ若干ゆるめの進行でしたが、基本的に、そこにいてしゃべっててくれるだけで、ファンにとっては幸せ、というような人たちなので、和やかに盛り上がったイベントだったと思います。
 個人的に今日一番の名言は、スズセンの小川妄想シーンについての土屋太鳳さんの「私はもうこの作品にお嫁に行くんだなというつもりで臨みました」の一言。
 DVDの特典映像でのこの三人のトークでもうかがえましたが、なにげに太鳳さんが一番面白いこと言います。
 今回も、最後の方でいきなり、みんなが大人になったら、また集まって「鈴木先生」のリメイク版を作りたいと言い出し、みんながそれぞれの年齢に応じて違う役を演じるのだと説明し、長谷川博己→校長先生、西井幸人鈴木先生未来穂香→足子先生(!)と衝撃のキャストを発表して、未来さんを普通に驚かせていました。
 でも多分、素で「穂香ちゃんはきっと富田さんみたいな素敵な女優さんになるから」とか思ってそうなところが、小川蘇美役の面目躍如なのでした。
 あと、ちょうど今日見た第2話の撮影中に3月11日の地震が起こったことにまつわる話などにも触れられましたし、最後に太鳳さんが、自分が生まれる時、無事生まれるか分からない状態だったことに触れて、こうして自分が無事生まれて、武富先生はじめ作り手のみなさんと同時代に生きることができて、この作品に出ることができたのは、全部奇跡だと思うといった趣旨の話もしてくれて、非常によかったです。
 あ、それから、サプライズゲストとして登場した河合勇人監督から「自分の中では全然終わってないので、またお会いできるのを楽しみにしています」という心強い言葉も聞けました。まじで、映画化、期待&応援しています。