「アニメ サザエさん展 サザエでございま〜す」
を見に、長谷川町子美術館に来ました。感想は後ほど。
あさひが丘に自分で絵を描いたお家を建てていけるワークショップ。これは楽しい。たくさんのちびっこが夢中で家に色塗ってます。
磯野家の間取り体験コーナー。磯野家の居間のテレビでサザエさんが見られます。館内原資料以外は撮影可。
お台場からサザエさんキター。
エイケン制作部長・田中洋一氏によるレクチャー終了。「レクチャーを聞いてくれたご褒美に」16ミリフィルム18コマ分を使ったしおりをくれました。これ超レアじゃね?
というわけで、後ほどになりました。
展示は、家族で楽しくアニメサザエさんの世界が体感できるように、というつくりで、上にあげたような展示と、下記の本の内容になるような、アニメ版「サザエさん」についてのいろんな知識をパネルで分かりやすく説明する展示で構成されていました。
エイケンの田中制作部長のお話も、50人も入ればぎっしりの部屋で、家族連れの立ち見もたくさんでぎゅーぎゅーの中、なるべく子供でも飽きないようにと分かりやすく進められました。
パワポなどは使わず、資料のコピーを手に持って掲げながら、説明が終わった資料は直接お客さんに回す方式で、原作の4コマを選んで脚本を作る作業から、フジテレビへのテープの納品までのプロセスを45分ほどでお話しされました。
「サザエさん」が現在日本で制作されているテレビアニメで唯一セル画を使い続けていることはよく知られていますが、ハイビジョン放送への移行に伴って、35ミリフィルムでの撮影に替えたこと、そのため、16ミリフィルム時代より、セルにつくホコリが目立ちやすくなり、その除去に時間をかけるため、16ミリ時代には1日で済んでいた撮影に2日かかるようになっていることや、セル画の彩色には約140色の絵の具を使い、肌色はエイケンのための特色を何種類か作ってもらって使っていることなど、結構突っ込んだ具体的なお話もいくつか聞けてよかったです。
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