カレル・ゼマン展
昼前まで幼稚園の親子で遊ぼう会でかなづちとんてんかんしてから、渋谷の松濤美術館に見に来ました。山村浩二氏の講演もあるので楽しみ。
学生3人と見る予定が2人ドタキャン、1人まだ来てないという哀しみの展開ですが、めげずに堪能したいと思います。
http://www.shoto-museum.jp/05_exhibition/index.html
というわけで、見て、聞いてきました。
展示は、絵コンテやキャラクターのスケッチ、実際に使われた人形等々、制作の過程で生み出されるさまざまな資料がふんだんに展示されていて、作家の手作業の感触が伝わるものだったと思います。会場のあちこちにモニターが設置されていて、作品の映像が見られるようになっていたのも親切でした。
山村さんの講演はほぼ満員。山村さんのテキストは図録(大変充実したものです)にも載っていますが、実際に映像を見せながらの解説は分かりやすくて、またカレル・ゼマンのどこにひかれるかという点で、山村さんの作家性まで伝わるものでした。
これだけの規模でゼマンの展覧会が見られるのはこれが最後かも、と山村さんも言ってましたので、少しでも関心のある方は、ぜひぜひこの機会に。