宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

「鈴木先生 外典」!

 見事完結ののち、テレビドラマ版放映開始に向けて盛り上がってきてる「鈴木先生」ですが、『漫画アクション』の今出てる号と次の号に「外典」として、「ポケットにナイフ」全長版が掲載されます。


http://www.futabasha.co.jp/magazine/action.html
http://webaction.jp/


 関先生のクラスにやってきた小川が、小川らしさを全開にする、武富ファンにはおなじみのエピソード、「ポケットにナイフ」。最初の独立した短編、「鈴木先生」内での紹介、に続いて、三度目の作品化です。
 同じエピソードを、少しずつ視点を変えて、描写を深めていく、といういかにも武富さんらしい展開ですが、今回は「全長版」ということで期待大です。前編読みましたが、さすがによく練られた構成という感じで、後編が楽しみです。
 この号はテレビドラマ情報や小川役の土屋太鳳ちゃん、中村役の未来穂香ちゃんの紹介グラビアも載ってます。いや、なかなか、これは期待できるのでは?武富さんご本人もかなり気に入ってらっしゃる模様。
 ドラマ版の最新情報は、テレビ東京の公式サイトだけでなく、武富さんのホームページのニュース欄と掲示板でも、どんどんご本人が更新されています。


http://www.oxna.net/news.html
http://www3.ezbbs.net/32/oxnataketomi/


 小川、中村役に限らず、キャスト全般、かなりいいですよね。山崎先生=ぐっさんとかそのまんまだし。
 ですが、やっぱり一番のインパクトは、足子先生=富田靖子、ですよね。今回の『アクション』でも一点写真載ってますが、これは、ハマるんじゃないでしょうか。後半のクリーチャー化するところまではやらないでしょうけど、多分、やろうと思えばやれちゃうでしょうね。