宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

「武富健治の世界」展、第1期はこの日曜と月曜で終わりです!

 情報まとめエントリでご案内している通り、米沢嘉博記念図書館で開かれている「武富健治の世界」展は、1カ月おき、4期に分けて、壁面の「「鈴木先生」の作り方」を中心に展示替えを行います。
 第1期の「@げりみそ」のメモ、ネーム、原画、テレビドラマ版シナリオ、スチル写真、それから単行本『屋根の上の魔女』の美麗カバーイラスト原画、「鈴木先生」のカラー扉絵原画、また単行本未収録のホラー短編「必ず出るコンビニ」の原画全7ページなど、全て今日日曜日と月曜日で見納めになります。



 描き下ろし巨大鈴木先生ポスター原画が出迎える小さな教室に入ると、



 今度は2Aの生徒たちが集まってる同じく描き下ろし巨大ポスター原画が。武富さん自身によるメッセージもあります。


 
 この壁面!今回の展示の大自慢です。密度と内容、あります。一枚一枚の原画もいいです。そしてなにげにレイアウトもいいでしょう。この壁面が、各期、一番下の年譜を除いて全面的に変わって行くわけです。
 左に見える「古代戦士ハニワット」の、武富さん自身によるフィギュアもかっこいいです。そしてそのポージングも、背景に置かれた原画も、各期変わります。



 机に座って、巨大スズセン描き下ろし過程の記録映像を見ながら、感想ノートに感想などお書きください。
 ノートの表紙も武富さん描き下ろしイラスト&メッセージ入り。片方は小川、片方は中村です。



 ノートの裏には、小川の場合は土屋太鳳さんの筆跡を、中村の場合は未来穂香さんの筆跡を、それぞれ武富さんが模して(笑)、名前が書いてありますよ。


 日曜日は12時から18時まで、月曜日は14時から20時までが開館時間です。
 2階閲覧室には、武富さんの個人サークル「胡蝶社」発行の個人誌のほぼ全て、だけでなく、青山学院大学漫研の会誌、そして単行本未収録作ばかりの実話・ホラー系雑誌掲載の短編を、その掲載誌で、お読みいただける武富コーナーをご用意しています。
 ちょうど今日日曜は武富さんも参加されるコミティアが開かれますが、武富さん目当てでコミティアに行かれる方はぜひ、その後に米沢嘉博記念図書館にも足をお運びいただければと思います。よろしくお願いします!