宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

展覧会スタッフのための慰労&激励会

 特急電車で爆睡しながら熊本に向かったのは、この日の夜開かれた、井上雄彦展スタッフのための「中(なか)打ち上げ」に呼んでいただいていたからなのでした。
 6日で狭義のゴールデンウイークは終わり、7日は休館日ということで、井上さんの計らいで、急きょ実施されることになった、スタッフのためのゴールデンウィークお疲れ様&残りの会期もがんばりましょう会でありました。
 会期が始まってからの毎日を支えてくれている、入場整理&会場監視のアルバイトスタッフさんを中心に、とにかく何らかの形でこの展覧会に関わっている人はみなさんどうぞ、ということで、講座をやらせていただく僕も呼んでいただけた次第なのでした。
 もちろんこの日の主役は、ほとんどが学生さんであるアルバイトスタッフで、井上さんがいかに彼らの役割を大事に思っているかがよく分かる会でした。詳しくはまた書く機会が別途あると思いますので、ここでこれ以上は控えますが、まだ会期終わってないのに、すでに感極まって泣いてる人が何人もいるっていう、アツいチームワークによって支えられている展覧会だということを改めて実感しました。要するに、関わってる人みんな井上雄彦的世界の登場人物になっちゃうような雰囲気ができてるんですよね。これが、この展覧会の、運営面での非常にユニークなポイントではないかと思うようになってきました。
 伊藤比呂美さんの日記にも、シンプルかつ的確な記述がありますので、どうぞ。

http://www.k-nakazawa.com/ito_hiromi/diary.cgi?mode=view&no=527

 10時過ぎに終わった中打ち上げの会場を、まだ結構みんな残ってるよねえとか思いつつ、後ろ髪引かれながら、最終の高速バスに乗って後にし、福岡に帰って、ゴールデンウィークは一段落したのでした。