宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

卒業式でした

 ちょっと冷えましたが、お天気にも恵まれ、北九州市立大学は本日無事卒業式を終えました。
 昨年に続いて今年も研究室でひとり、ブログを更新するの巻、であります。



 2期生、いうことでね。去年は時間が足りなくてできなかったのを反省しまして、ゼミ旅行等の課外活動で撮りまくった写真をCD−Rに焼いて、ジャケットも簡単に自作してみたり。ま、写真は、取り損ねも何も全然選別してないんでただ全部焼いたってだけなんですけど。ジャケットも既成の用紙に印刷してケースに入れただけだし。でも思った以上に喜んでくれたんで良かったなと。研究室サイトに写真載せまくらせてもらってるんで、これくらいはお礼しないと。ちなみに上の写真のカジュアルな人たちは3年生です。


 あと、去年は「泣きどころがなかった」と言われてしまったので、今年はちょっと泣かせてみるかとか思って、ネタをメモってポケットに忍ばせといてみたりしてたんですが、天気がいいから外で写真撮るかあなんてやってたら、全員での写真が撮れた瞬間、「サークルの打ち上げがあるんで、じゃあ!」みたいな感じでいきなり流れ解散に(笑)。その後もしばらく写真撮ったり研究室に戻って数名でまったりしたり、結局いつものミヤモゼミのノリ。もちろん全体に浮かれ気味ではあるんですが。明日の打ち上げも去年同様3分の2ぐらいしか参加できない見込みだし、ま、それはそれですよ。
 教育の目的が学生の成長と自立を促すことだとすれば、教師の本懐は学生と対等な関係になることなわけで、その意味で、ウチのゼミ生はみんな、たぶん最初から結構自立してたんですよね。今日のいかにもフリーな解散っぷりは、まさにウチらしい「卒業」の形だったかなと、思ったりします。金八みたいに最後にみんなを前に先生がいいこと言ってみんな号泣、みたいなのは、そりゃ大学でやってたらキモいっすから。でも、いっぺんくらいあんなんやってみたい気もしないではないです。何気におセンチな人間なので。いや、いざとなると駄目だと思いますけど。絶対笑いを取りに行ってしまうでしょう。



 こんな写真ばっか撮ってるゆかいななかまですからね。僕の人生、結構辛いこと多いんですけど(笑)、学生にはほんっっとに恵まれてるなと思います。ありがたくて、涙が出ます。2年間、ほんとにいろんなこと教えてもらいました。みんなほどじゃなくても、ちょっとは成長できてるといいなと思います。ありがとうございました。ご卒業、おめでとうございます。