宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

ミヤモゼミ、今年の入室試験結果について

 今年度の、と言ってもゼミの授業そのものが始まるのは来年の春からですが、ゼミ入室試験が先週の土曜日にありました。
 例年だと午前中に筆記試験を1時間、午後に面接を一人15分ずつ、という形なんですが、今年は23名もの応募があり、いたしかたなく、金曜日の夕方締め切りで課題を出し、土曜日は午前10時から17時過ぎまで、1人15分の面接を23人分やりました。セメスター留学でアメリカ各地にいる学生さんも3人いたのですが、そちらはスカイプで同じように15分やりました。


 その結果が今日発表になり、それを受けて合格者のみなさんに送ったメールを、ブログ掲載用に少し改訂して、ゼミの上級生にも読んでもらうために、ここに載せておきます。


 今年度(正確には来年度と言うべきでしょうか)の国際日本学部宮本大人ゼミ入室試験は、応募者23名、全員合格としました。


 面接の際にも話しましたが、23人は多いです。我ながら若干アタマおかしい判断だと思います。
 ですが、今年は国際日本学部全体で、いろんな理由でゼミが6つも開講されないことになってしまっていること、23人みんな短期間で、質量的に例年の筆記試験の倍くらいに相当するキツい課題をこなしてくれたこと、課題と面接の結果、はっきりこの人はついてこれないだろうとか向いてないだろうと判断できる人がいなかったこと、などから、このような結果になりました。
 正直、ボーダーライン上の人はいないわけではなかったんですが、それでもせいぜい2,3人しか減らせないなと思いました。それくらいみんなモチベーションの高さは感じました。
 この学部ではゼミは必修じゃないのだから、学生のみなさんの側にやめる権利は常にあるわけだし、であれば、いっそのこと全員入ってもらって、続けるかどうかはみなさん自身にゆだねることにして、僕が先に権利を奪ってしまわないようにしようと思いました。


 面接の際、率直に23人は多すぎる、ちょっと人数絞ってほしいと言ってくれた人も複数いたので、その人たちには申し訳ないのですが、23人全員合格でもお互いフォローし合っていけるようにがんばりたいと言ってくれた人も多かったですし、来年は中野に移って教員の研究室に学生が入れるようになるなど環境も変わるので、僕自身挑戦をしてみたいと思った次第です。ちょっとこの冒険に付き合って下さい。


 なお、二次募集はしませんので、この23名で国際日本学部ミヤモゼミ4期生は確定です。


 面接の時に話しましたように、合格者のみなさんは、もう今日からミヤモトゼミのメンバーなので、よろしくお願いします。こちらもなるべく早く全員の顔と名前を覚えたいので、学校で俺を見かけたら観察しながらスルーしたりしないで、ちゃんと声かけて下さい(笑)。


 また、2期生=4年生、3期生=3年生も、23人て!?と最初は思うでしょうし、自分たちの時はもっと少なかったのに落とされた人もいたのに、と思うかもしれませんが、上に書いたような複合的な事情があった上での挑戦的な判断ですので、ぜひ上級生として新ゼミ生のみなさんを引っ張ってあげて下さい。よろしくお願いします。