宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

ディズニーシーへ行ってホーキでアレを描くとこを見てきました

 卒業式の後、カラオケオールで朝5時まで歌い倒した後、帰宅して風呂にも入らず寝て、でもいまいちぐっすり寝られず3時間くらいで起きて、卒業式についてのブログエントリ書いて、家族で舞浜へ向かいました。
 オクサンの弟の家族に、ウチと似た年齢の姉弟がいるので、おばあちゃんも一緒にウチと合わせて総勢10名でディズニーシーに行くことになっていたのです。


 27日は夕方ホテルで合流して一緒にご飯食べて、ホテルの部屋から花火見るだけ。とうちゃんは夕方くらいから猛烈に眠くなってたので、ほとんどごはん食べてシャワー浴びて寝ただけでした。
 翌朝は、義弟夫妻が、人気アトラクションのトイストーリーマニアのファストパスをゲットすべく、早朝5時から入場列に並んでくれて、残りのメンバーも第一陣6時に合流、第二陣7時に合流とがんばって、開場の8時に即入場、以後、なかなか快調に乗りたいものに乗り、見たいものを見て回ることができました。
 ちょうど開場の前後小一時間は雨が降っていて、直前まで二転三転してた天気予報では結局降らない予報になってたのに、降ってるじゃん!どうしてくれんだ今日一日?って思ってみんなで義弟夫妻が周到に用意してくれてたレインコート着てたんですが、最初に並んだタートルトークが終わるころには雨もやみ、日中、ゴンドラに乗るころには晴れ間も出て少し暖かくなり、むしろ落差がついてみんなの多幸感が増したのでした。


 今回みんなで行くことになったのは、義弟家族のお姉ちゃん(ウチの子たちからすると従姉ちゃん)がちょうど誕生日目前だったからで、ディズニーでは誕生日の前後数日の子にはそういう名札みたいなシールをくれて、それを身に着けてると、すれ違うキャストみんながおめでとうって言ってくれたり、ゴンドラでハッピーバースデーをイタリア語で歌ってくれたりするのです。
 それもあって、一日中、普段以上に楽しく過ごせたのですが、夜8時半ごろ、そろそろ帰る時間てとこで、通り雨。


 都内ではヒョウも降ったようですが、浦安でもザーッと降って、ありゃりゃりゃと、もはやエネルギーを出し尽くした子どもたちと、放心状態で雨宿りできるベンチで座ってたら、ホーキとちり取りを持った男性キャストさんが従姉ちゃんのとこに近づいてきて、また誕生日おめでとうと言ってきてくれて、「何が一番楽しかった?」「うーん…、全部!」みたいなベタだけどかわいいやり取りがあった後、「じゃあ、お祝いに…」とおもむろに持ってたホーキを近くの樋から水が流れてるところにちょんちょんと付けて、目の前の地面に何か曲線を描き始めたのでした。


 おおっ、これは、各種メディアでよく見る有名なアレじゃないのか…!?と思って慌てて薄暗い高架下で動画を取り始めたら、みるみる笑顔のネズミが出現してくるではありませんか。
 従姉ちゃんもウチの兄弟もみんないっぺんに目が覚めてテンション上がって、人も集まって来るし、最後の最後に素敵アトラクションが実現した次第。最後描かずに残した右耳は、従姉ちゃんにくるっと描かせてくれて「わー、おめでとう!」みたいになってみんなで大喜びしたのでした。



 このタイミングで雨が降ってなければ、ここで雨宿りすることもなかったし、近くに都合よく水がたまってることもなかったし、すごい幸運が重なって、最後の最後にさらに楽しいイベントがあったおかげで、雨で始まって雨で終わった一日だったのに、めっちゃよかったーってみんなでなった一日でした。そしてウチの次男三男に「俺も、誕生日に、来たい…!」という願望が爆誕した一日でもありました(笑)。