宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の寝る前の本

 三男が、また例によってそういうこと言った方がかっこいいっていうノリで「おれもう、ねるまえに、ほんよまなくていいんだけど」とか言い出したんですが、読んだら楽しいって、とこちらを勝手に本棚から出したところ、普通に自分が読むと言い出します。



 なんだ簡単だなと思ってたんですが、最近次男三男が大喜びでまねているピスタチオ(こういう芸人さん→ https://www.youtube.com/watch?v=EvycXIJgTY4 )の、文章の切れ目ごとにいちいち語尾上げて白目剥く調子で読みだして、しかも自分で面白くてしょうがないって感じでケラケラ笑いながら読むので、次男ととうちゃんで普通に読もうよーって言ってたんですが結局最後まで読み切ってしまいました。
 全然絵なんか見てる様子もないし文意も汲んでる様子がなかったので、さすがにちょっとなーと思い、その読み方でどんなお話だったか覚えてる?って聞いたところ、「おぼえてるよ?」と開き直ります。じゃあどんなお話だったか教えてって言うと、いきなり(やべえ…)って表情になって「おぼえてない…」って言い出します。全然?って聞いたら「ぜんぜん…」て言うので、そんな変な読み方して全然中身おぼえてないんだったらせっかく描いた人も悲しいよって(んー、まー、でも高野文子はそんなこと言わないかな)と思いつつ言ったら、完全に(そっか…)って顔で「あー…」ってなったので、じゃあもう一回普通に読もう、おとうちゃん読むから、ということに。
 で、結局普通に次男三男ともに楽しく読めたのでした。やれやれ。