宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

毎年コドモたちが来るので

 思うんですが、ほんと、コドモってどんどん変わりますよね。
 去年は、上の子が、退屈で退屈で、人見知りもして、店の前でおねえちゃんたちと写真撮るのもぐずって、とかで、下の子は、逆に超ごきげんさんで愛想振りまいてたかと思うと電池が切れたように寝てしまったり、とかだったわけです。
 それが今年は、3歳目前にして急に人見知りの始まった下の子が、行く先々で「かわいー!センセイのおこさんですかー?なんさーい?」とか言われても、にやにやしながらわざと知らんぷりしたりばかりで、上の子は意外といろんな店のいろんな飾り付けとかが楽しめるようになってたり、わりとまともにおねえちゃんたちと話せたり、研究室にある「ドラえもん」を夢中で読み始めたり、えらい満喫してたのでした。いや、下の子も研究室やおねえちゃんたちに声かけられない場所では、めちゃめちゃごきげんさんで歌ったり踊ったりしてたんですが。
 つい最近まで、時々アニメ版を見ても「おもしろさがわからん」とか言ってた「ドラえもん」が、今日はもう面白くてしょうがないらしく、小一時間、てんとう虫コミックス版の第1巻を読みふけってたのは、なんか、感慨深かったです。
 帰り道、いろんなタイムマシンの中で、「ドラえもん」のタイムマシンだけは周りが壁で覆われてなくて、落っこちそうだし形も一番変わってる、って嬉しそうに力説してました。僕はあんまり把握してないんですが、恐竜時代にタイムスリップするようなSFドラマ仕立てのテレビや、学習漫画的なものをいろいろ見てるみたいなので、気になったものと思われます。確かにあのタイムマシンは、初めて見たときインパクトあったなと思いました。