会場の写真を撮らせていただいたので、
ケータイカメラのしょぼい画像ですが、いくつか上げておきます。
最近の作品の原画と
今までの会誌の展示で構成されています。会誌のバックナンバーがずらり。
『COM』では、いとうあきお氏らメンバーの投稿が掲載されていたほか、「あず」そのものも同人誌賞の対象となっています。
そしてこちら、初期の肉筆回覧誌『アズ』。これはやはり迫力があります。そして今、その資料的価値は計り知れないものがあると思います。タイトルロゴが手塚調。「初めはとにかく『COM』の真似をした」と、今日の井戸端会議で田中時彦氏が中学生時代の発足当時を振り返っておっしゃっていました。
そしてそして、米沢嘉博コーナー!これはマジすごい。だって、米沢嘉博のマンガ作品の原画や、肉筆回覧誌「アズ」の米沢さんの写真が載ったページなどが、所狭しと重ね合わせて、入場無料の会場に並べられてるんですから。これではよくわかりませんが、若かりし米沢さんがギターを抱えている写真に、横に添えられたイラストがツッコミを入れています。
原画、もったいない。全部壁に並べて!って感じです。あと、差し障りがあるといけないので、ちゃんと見える写真は載せませんが、米沢さんたちも関わった「マンガ大会」から生まれた萩尾望都ファンクラブ「もとのとも」(これが「迷宮」の前身に当たるそうです)が「マンガ大会」用に作った「11月のギムナジウム」のアニメ版の原画(!)なんてものまで展示してあって、もうほんとにびっくりしました。
こちらは「漫画井戸端会議」の出だしの様子。紙芝居で「あず」の歴史と昭和のマンガの歴史の概要が語られました。
いやー、しかし、これは、ほんとに貴重なイベントでした。展示は明日までです。門司港に日帰りできる範囲にお住まいの、マンガ同人誌に関わってて、米沢さんのルーツ、ということはコミケのルーツに、興味のある人は、何が何でも行くべきだと思います。