宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

神保町「春の古本まつり」で松本零士先生の講演会の進行をさせていただきます!

【イベント当日の日付でアップしています】


 神田神保町で3月27〜29日に行われる「春の古本まつり」。
http://jimbou.info/news/sakura_2015.html
 その一環で、29日に行われる松本零士先生の講演会で聞き役をさせていただきます。

松本零士講演会 わたしが愛した漫画たち
日時/3月29日(日) 14:30〜16:30
会場/東京古書会館B1ホール 
入場料/2000円 定員150名
申込先/神田古書店連盟 松本零士講演会係
TEL/03-3293-0161(受付時間 月〜金 10:00〜18:00)
神田古書店連盟・明治大学米澤記念図書館・本の街 神保町を元気にする会(協催)
14:30〜15:00 ★オープニング演奏会★「銀河鉄道999」など
(箏・杉浦充/尺八と篠笛・佃康史)
15:00〜16:30 講演「わたしが愛した漫画たち」 松本零士
(聞き手・明治大学准教授 宮本大人


 日本を代表する漫画家の一人、松本零士先生は日本でも有数の漫画コレクターとしても知られています。
 『漫画大博物館』(日高泰氏との共著、小学館)では、そのコレクションの紹介を通じて日本の漫画史を紐解く試みもなされています。
 この講演では、『漫画大博物館』にも触れながら、作家・松本零士を育てた漫画、コレクターとしてその価値を再発見した漫画、印象的な漫画本との出会いのエピソードなどを語っていただき、なぜ創作と並行してコレクションを続けてきたのか、漫画家・松本零士にとってのコレクションの意味も、語っていただければと思います。


 と、企画段階ではお伝えしてあるのですが、間に関係者の方を介して準備が進められていて、先生と直接打ち合わせしたわけではないので、当日はもっとフランクな感じで、要は松本先生がお好きな作品、コレクションと、先生の作品との関わりをお聞きする感じになるかなと思っています。
 先生の作品、戦前・戦後の赤本漫画などの図版も用意して、それらを見ながら進行できればと思っていますので、楽しい時間になると思います。古本まつり全体も楽しいと思いますので、ぜひ足をお運びいただければと思います。

漫画大博物館―1924-1959

漫画大博物館―1924-1959