夏目ゼミの自主ゼミで発表
今日は学習院大学の夏目房之介さんとこの夏休み自主ゼミにお呼びいただいてお話させていただきました。
もともとは、戦前・戦中期の話か、占領期の話で、というリクエストだったんですが、夏目さんもお見えになるというので、そうすっと新ネタ用意しないといけないけど、その余裕がなかったので、全然違う話でもいいですかとお尋ねして、「バガボンド」の話にさせてもらいました。
去年のCAMKでの講演のヴァージョンアップですが、マンガ研究プロパーの人に聞いてもらったことはないのと、特に「バガボンド」の身体技法の描写の変化に焦点を合わせてたので、夏目さんに聞いてもらえるのはありがたかったのでした。
張り切って土砂降りの中、CAMKのときと同様、二天一流用の木刀を持ってったんですが、図版見せれば分かってくれちゃうみなさんだったので、結局あんまり使わず。
でも休憩時間に夏目さんが短刀持って、小次郎の動きとかをささっとやってたので、一応持ってってよかったなと。夏目さんの動き、流石に自然でしたよ。僕はなまじ小中高と剣道やってたので、映像で甲野善紀とか新陰流とかの動きを見て真似してみても、なかなかあんなレベルでささっと試せないです。
ディスカッションも含めて5時間近く(こらこら)話させてもらった後はさらに懇親会で楽しく話させてもらいました。みなさんありがとうございましたー。