宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

西日本新聞で連載始めます!

 いきなりですが、今月から西日本新聞でマンガに関するコラムの連載を月1回ペースで始めます。タイトルは、「マンガは生きている」。手塚治虫の「フィルムは生きている」をリスペクトしつつ、「テヅカ・イズ・デッド」、でもマンガ・イズ・アライヴ、の意味も込めてみました。誰かが使うに違いないと思っていたフレーズなんで、今回自分の連載に使えてよかったです。
 「マンガの居場所」と共同通信の新刊レビューが今年の初めに相次いで終わったわけですが、やっぱり、リアルタイムのマンガ周辺の話ができる連載が1本あるといいなと思っていたところに、ちょうどお話をいただいて、「マンガの居場所」方式の柔軟なトピック選びで書いてほしいというありがたいお申し出だったため、喜んでお引き受けした次第です。
 第一回目を昨日月曜日に入稿したばかりですが、掲載は明日、23日(水)の朝刊です。大阪府立国際児童文学館の存廃問題と、江戸川乱歩原作、丸尾末広脚色・作画の「パノラマ島綺譚」のレビューをつなげるという、結構攻めてる書き方になってます。九州のみなさんはもちろん、全国でも大きな公立図書館なら西日本新聞を入れているところは多々あると思いますので、ぜひ!

パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)

パノラマ島綺譚 (BEAM COMIX)