宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

大阪国際児童文学館で「講談社の絵本」展と丸山昭さんの講演があります!

 まず金曜日は、朝から大阪府立国際児童文学館に行きました。8月2日から10月29日まで行なわれる小展示「再発見!「講談社の絵本」の漫画世界」の準備と打ち合わせです。館のホームページにも告知が出ました(ちょっと下の方へスクロールしてください)。
http://www.iiclo.or.jp/event/tenji/tenji.htm
 昨年のマンガ学会での発表をもとに、「講談社の絵本」の漫画の巻の世界を見ていただこうと思っています。
 それで、この展示の関連イベントとして、まだ館のホームページには出ていませんが、なんと丸山昭さんの講演会が予定されています。言わずと知れた『少女クラブ』の元編集長であり、石森章太郎赤塚不二夫水野英子松本零士ちばてつやあすなひろし、と育てた大作家は数知れずの名編集者である丸山さんに、この「講談社の絵本」の漫画を見ていただき、ご自身が現場にいた時代の講談社の漫画とその編集との対比で、お気づきになられたことや、「講談社の絵本」に描いている作家のうち、丸山さんがご存知の作家についての思い出などを、ミヤモトとの対談形式で興の向くままに語っていただこうという企画です。
 9月15日(土)の14時から16時まで、同館の講堂で行なわれますので、近隣の方だけでなく、児童文学館、一度行ってみたいけどちょっと遠いしなあ、なんて思われてる方も、ぜひこの機会に足をお運びください。3連休の初日ですから関西旅行の一環としてもよいのではないでしょうか。