宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の小児科の絵本

めのまどあけろ (幼児絵本シリーズ)

めのまどあけろ (幼児絵本シリーズ)

 えええ、これも画像なしかあ。谷川俊太郎長新太なのに。
ままです すきです すてきです (幼児絵本シリーズ)

ままです すきです すてきです (幼児絵本シリーズ)

 ごわー、これも画像なし。こっちは谷川俊太郎タイガー立石。画像が劣化したアンパンマンのビデオが流れっぱなしになってるいささか退廃的な待合室で、アンパンマンはちらちら見ながらも、いろいろ置いてある絵本の中からこの2冊を選ぶあたり、マンガ研究者の息子としてなかなかよろしいですね。
 谷川俊太郎の言葉遊びに、マンガ家でもある二人がそれぞれのスタイルで想像力を広げて応えます。ナンセンスとは無意味のことではなく、一つの感じ方(sense)から解き放たれるための実践であると、教えてくれる2冊です。