宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

あけましておめでとうございます

 年末は長男、三男が連続してインフルエンザにかかりましたが、タイミングは絶妙というか、長男の冬期講習欠席は一日のみで済み、「ライオンキング」は予定通り見に行くことができましたし、長男も三男もイナビル吸入後すぐに高熱からは解放されましたし、もともと今年は帰省の予定もなかったので、ま、ある意味よかったなと。
 30、31日は、長男冬期講習、三男まだ微熱ということで戦力ダウンはしてましたが、次男とおかあちゃんとおとうちゃんでできる限りの大掃除をして、皆で楽しく新年を迎えることができました。
 2017年は論文を3本発表しました。


薄れてゆく輪郭 —児童読物統制下における子供向け物語漫画の「絵物語」化について—
『児童文化研究センター研究論文集20』
http://www.shirayuri.ac.jp/childctr/treatise/index.html


漫画を「聴く」という体験――漫画における音声表象の利用についての歴史的素描
鈴木雅雄+中田健太郎編『マンガ視覚文化論 見る、聞く、語る』
http://www.suiseisha.net/blog/?p=6672


笑って口をあけている――加古里子の科学絵本の特質について
現代思想2017年9月臨時増刊号 総特集=かこさとし
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3068


 また、このブログでも「君の名は。」と「この世界の片隅に」を論じた長いエントリを書きました。


http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20170724/1500893086
http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20170827/1503842260
http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20170828/1503842260


 今年もとりあえず春に2本論文が出る予定です。春休みと夏休みにも書きたいと思っていますが、春からマンガ学会の事務局を引き受ける予定なので、それもちゃんと回していかないとなと思っています。
 このブログも基本的に告知と休日日記だけみたいな感じですが、続けていくと思いますので、今年もよろしくお願いします。