今日の寝る前の本
三男に今日は何読む?って聞いたら「ながーくなるやつ」っていうので、最初分からなかったんですけど、次男が長新太の「にゅーっ するするする」じゃない?っていうので本棚から出すと、そうそうって感じでうなずきます。
ああ、そうかって思ったんですが、よく考えたら「にゅーっ するするする」は長いのは出てくるけど、長く「なる」わけではない。それで、同じ長新太は長新太でも、こないだ図書館で借りてた「へんてこへんてこ」の方だと気付いたんですが、もう返しちゃったし、次男が、別にこっちでそうだって言ってるんだからいいじゃん、と言うので、ま、それもそうかと。
- 作者: 長新太
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1989/12/05
- メディア: 単行本
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次男は、学校で借りてきたこちら。
- 作者: 間所ひさこ,仲川道子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/03/01
- メディア: 大型本
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これ、人気シリーズみたいですね。ま、昭和の子供マンガな感じの絵柄で、PHP出版ってとこで心配したほどには、話もそれほど道徳臭くないので、とうちゃん的には、積極的に嫌ではないって感じでしょうか。
次男も、読み進むうちにみるみる表情が微妙になる、自分が借りてきた絵本でよく起こるパターン(笑)ではなかったですが…。
で、その後、次男はゾロリに移行し、三男には、こないだ図書館で借りてきてまだ読んでなかったこちらをさらに。
- 作者: ハンス・フィッシャー,さとうわきこ
- 出版社/メーカー: 架空社
- 発売日: 2000/10
- メディア: 大型本
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もともとは字のない絵本だったものに、フィッシャーとの交流を通じて、さとうわきこが言葉を添えることになってできたようですね。調子よく読めるうたのような言葉といろんな動物たちの行進が、楽しいハーモニーになってます。物語らしい物語は語られていなくても、それを想像させるような、豊かな表情を備えた絵と言葉があれば、道徳や教訓など無くても、よい絵本になるっていうのの典型ですね。
中に何度かカタツムリが出てくるんですが、なぜか三男はカタツムリが気に入ったらしく、「かたつりむ」のあかちゃんを演じ始めて(ふとんの上でうつぶせに丸まってるだけなんですが)、「かたつりむのママ」に甘えてました。