宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

3連休は「映画 鈴木先生」へ駆けつけて!

 昨日12日、ついに「映画 鈴木先生」が公開になりました。首都圏では長谷川博己さんはじめ、主要キャスト陣と河合監督、武富健治さんによる舞台挨拶ツアーが行われ、盛り上がったようですが、僕は残念ながらマンガ学会の理事会があったため、どの舞台挨拶にも行けず。
 でも、せっかく特典つき前売券も買ってるし、ずっと応援してきた身としては、やはり初日に駆けつけなければと、新宿での最後の回、19時20分からの上映に行ってきました。
 マスコミ試写、完成披露試写会、に続いて、3回目の鑑賞だったんですが、ようやく一観客として楽しめた感じです。最初の試写は、公式ガイドブックの原稿を依頼してもらったので、事前に、ということで行ったため、万が一納得いかない出来だった場合どうしようという不安がありつつの鑑賞でしたし、完成披露試写会は、初めて一般の観客の皆さんにお披露目されるということで、お客さんの反応が気になりながらの鑑賞だったんですよね。


 いやー、やっぱりいい映画ですよ、これ。お客さんの反応も、完成披露試写会の方が、むしろ皆さん緊張気味だったかなって感じで、昨日は素直に笑えるシーンで笑ってる感じがよかったです。
 何度も見れば見るほどよくなってくるんだろうな、と前思った通り、今回が一番素直に感動できて、うるっと来てしまう場面が、今回は一番多かったですね。

 
 で、ですね。
 これ、書くか書かないかだいぶ迷ったんですが、…書きます!


 今回、このエントリで強く訴えたいのは!「鈴木先生」ファンの皆さん!ちゃんと劇場に来なきゃダメじゃないですかっ!ということです!


 角川シネマ新宿だと、舞台挨拶のあった初回と、二回目は完売と出てましたが、僕が行った19時20分からの回は、半分も埋まってなかったです。
 ツイッターで検索しても、見た人の感想は圧倒的に絶賛多数なんですが、時折、お客さん少なかったとの発言が混ざっています。
 初日ですよ?
 舞台挨拶の回に行けないなら後でもいいや、ってそんな危機感のないことでどうするんですか!
 この3連休の動員次第で、この後の上映館拡大の有無や、公開期間が変わってくるんですよ?
 またしても「評価は高かったが、観客動員が伸びなかった」なんてことになったらどうするんですか!
 脚本の古沢良太さんも「鈴木先生ファンの皆さん、ともにこの暴挙を快挙に変えましょう」って呼びかけてるじゃないですか!暴挙を暴挙のまま終わらせる気ですか!


 今日も各地で、生徒役諸君の舞台挨拶が行われていて、それはにぎわってると思うんですが、それ以外の回も!満員にしないと!
 

 上映館が少なくて、人口の多い地域に集中しているので、地方在住のファンのみなさんが参加しづらい状況なのはわかるんですが、だからこそ、劇場に行ける距離のところにいる人は行っていただかないと!


 どうせDVD出るだろうし、って思ってる方も多いかと思いますが、ちゃんとスクリーンで見るのがふさわしい作品になってますから!もちろん、妙にドラマ版と違うテイストにしようとした作品になってたりはしません!あくまで「lesson.11」として、ドラマ版の延長で作られてますから!


 ほんと!お願いします!「結局、なんだかんだで視聴率気にしないとビジネスは成立しないよねー」っていうつまんない「常識」を強化する結果にならないよう、皆さんの力を劇場へ集めてください!