宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の寝る前の本

 今日は、先日幼稚園経由でこどものとも社から買ったこちらを、いつものように次男が。

てぶくろ (世界傑作絵本シリーズ)

てぶくろ (世界傑作絵本シリーズ)

 定番中の定番の一冊ですよね。長男も好きだったんですが、幼稚園にあるからというので、長男の幼稚園時代には買わずじまいでした。
 今回、お話の内容がリンクすることもあってか、著者の遺族が印税の一部を東日本大震災の被災者の方のために寄付するということがあったので、小さい頃この本が好きだったおかあちゃんがやっぱり買おうということにしたのでした。
 寒い冬の森で、落っこちていた手袋一つに次々森の動物たちが入ってくる愉快なウクライナ民話。そんなに手袋がでかいはずないのに、少しずつ動物が大きくなってくるので、なんとなくそんなこともあり得るような気になってしまいます。
 民話なので、絵本としてはいろんなバージョンがあるみたいですが、日本では多分この福音館のが一番ポピュラーなのでは?いい絵だと思います。動物が増えるに従って、だんだん手袋が住居化してくる感じも楽しい。
 唐突な終わり方も昔話っぽくていいです。
 しかし次男の朗読は流暢かつところどころ舌っ足らずなので、超かわいい。YouTubeとかに上げたらそこそこ人気になるのではとチラリと思わないでもないですが、そんなことはしないのでした。
【19日の1時台に書きました】