宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

FLOWERのサイトに

 来館者のメッセージがアップされています。
 以前からお伝えしておりますように、この「井上雄彦 最後のマンガ展 重版〈熊本版〉」では、観客のみなさんに感想を書き込んでもらえる部屋が用意されています。
 その書き込みが、井上さんのFLOWERの方のサイトで紹介され始めました。

http://www.flow-er.co.jp/kumamoto/

 ぐるぐる部屋を回りながら、いろんな書き込みが出てくるので、ぼーっと見ててもいいのですが、個別の写真をクリックすると、フリッカーの方に移動して、写真+スタッフの方からのレスポンスが読めるようになっています。

http://www.flickr.com/photos/36613560@N05/

 今はまだこの書き込みメッセージが「Voices」としてまとめられているだけですが、いずれ「Faces」として、同じ部屋で撮影できる武蔵の絵をバックにしたケータイ待ち受け画像用写真もアップされていくようです。
 また、「Voices」の方も、数日おきに更新されていくみたいです。個々の書き込みメッセージの写真は、担当学芸員の冨澤さんが撮影されているそうです。写真へのレスも冨澤さんなのかな。今度また聞いておきます。


 あ、ついでに紹介しておきますと、井上さんのITプランニングの方のサイトの日記で、「熊本にて思ったこと」がだいぶ前にアップされています。未読の方はこちらもどうぞ。

http://www.itplanning.co.jp/news.html


 それから、CAMKのブログでも、昨日の伊藤比呂美さんの講演の様子が、紹介されています。写真もありますよ。

http://camk.glide.co.jp/blog/index.php?eid=108


 さらに、これは全く余談ですが、今出てる『BRUTUS』が、マンガ特集なんですけど、ここでも井上展が紹介されていて、やはりこの壁に感想書きこめる部屋のことが、井上さん自身の書き込みの写真と共に紹介されているんですが、その写真の上の隅っこに僕の書き込みの下の端が写っていて、「宮本大人」って署名がなんか微妙にウザい感じで写り込んでいます。
 お恥ずかしいというか、感想本体は写ってなくてよかったというか、こんな形で『BRUTUS』デビューってどうなんだとか、てか俺の場合、下手するとマガジンハウスの雑誌に自分の名前が載るのはこれが最初で最後かもな、なぜなら一文が短めでしかも句読点の多い、かっこいい文章とか書けないからな、などと、いろいろ思いました。まだまだ人間が小さいです、私。

BRUTUS (ブルータス) 2009年 6/1号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2009年 6/1号 [雑誌]