宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の寝る前の本

 下の子はかあちゃんにいつもの3冊を。

せんろはつづく

せんろはつづく

のりものいっぱい

のりものいっぱい

トマトさん (こどものとも絵本)

トマトさん (こどものとも絵本)

 そして上の子は、今月の『かがくのとも』(1月号)。やっぱりアマゾンにないので、福音館書店のページにリンクします。
http://www.fukuinkan.co.jp/magadetails.php?goods_id=20624
 「うおいちば」(安江リエ・ぶん、田中清代・え)です。そう、長新太に次ぐ我が家のフェイバリット絵本作家の地位を確たるものとしつつある田中清代の新作です。今回は、文は別の人なので、ごくオーソドックスな魚市場の様子の紹介になっていますが、もうこの絵のテイストだけでうれしい我々なのでした。
 午前4時に早起きして、おとうさんおかあさんおじいさんの働く魚市場の見学に行く「きよ」に寄り添いながら、お話が進みます。最後は、今日が誕生日のおばあちゃんのために、きよが選んだきんめだいをおかあさんが競り落として、夕食のごちそうの絵が出て終わります。
 すでに何度か読んでる上の子に指摘されて気がついたんですが、これってやっぱりおばあちゃんのお祝いの食材を買いに市場へ行く『ヤンヤンいちばへいく』に似てますよね。
ヤンヤンいちばへいく

ヤンヤンいちばへいく

 「ヤンヤンはー、もっとおっきないちばでー、こっちはうおいちばだけどー、あと、こっちはおさかながごちそうでー、あっちはとりにくがごちそうだけどー、にてるよねえ!」と、似てるとこも違うとこも気付けてうれしい、って感じの話しぶりが、聞いててこっちもうれしくなりました。