32団体からの要望書と署名
児童文学館のホームページに、宮崎駿らからの要望書がPDFファイルで掲載されています。同じページに、17日に取りまとめて要望書を提出した32団体、およびそれに先立って要望書を提出していた2団体のリストもPDFファイルで掲載されています。
http://www.iiclo.or.jp/announce/youbousho.htm
報道で出てた以上にすごい名前が並んでますね。児童文学作家の古田足日さんが呼び掛けをなさったみたいです。文面自体はいたってシンプルですが、並んでる名前のインパクトが重要です。
古田さんの『モグラ原っぱのなかまたち』は、僕が子供時代に読んだ数少ない児童文学作品で、何度も読んでたお気に入りでしたが、それ書いた人と、こんな形で同じ目的のために力を注ぐことになるなんて、なんか、不思議な感じがします。
- 作者: 古田足日
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32団体のリストも、児童文学館の活動がいかに様々な分野に関わるものであるか、また、海外からの評価も高いものであるかを示していると思います。入館者数だけで、コストパフォーマンスを測れる施設・機関・活動ではないということが、お分かりいただけるのではないでしょうか。
それから、「大阪国際児童文学館を育てる会」で取りまとめていた第一次の署名は今日18日に提出されたとのことです。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200804180034.html
38395名の署名が集まったとのことですが、署名運動を始めてから1カ月足らずでこれだけ集まるというのは相当なことだと思います。