宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

(仮称)北九州市漫画ミュージアム基本コンセプト検討委員会の新聞報道についての補足

 8月26日付西日本新聞朝刊と8月28日付朝日新聞朝刊のそれぞれ北九州版に、先日の検討委員会についての記事が写真入りで出ています。で、気付いていなかったのですが、両社のウェブサイトでも今のところ記事が読めますので、リンクを張っておきます。

西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070826/20070826_011.shtml

朝日新聞
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000708280002

 記事の内容としては、西日本新聞が、基本コンセプト案の説明が十分終わっていない時点で出された否定的な意見をクローズアップして賛否両論あった様子を強調している一方、朝日は、僕が基本コンセプト案にも盛り込んでもらった積極的な提言や具体的な活動例を取り上げてくれています。基本コンセプト案の作成に関わった者としては朝日の記事のほうがうれしいわけですが、会議の前半で、このミュージアムのあり方に対する理解の食い違いがあったのは事実ですから、当日の議論の様子を全体的に伝える、という意味では両方の記事を並べて呼んでもらうのがよいと思います。ただし、その食い違いは、予定時間を大幅に超過した会議の中で、かなりすり合わせができたと僕は認識していますし、この先の会議でもその食い違いの解消に全力を尽くしたいと思っています。
 ちなみに、どっちの写真も、立って挨拶している松本零士さんの左手(写真では右になりますね)に畑中純さんが写っておられて、その隣に実は「研究者」のミヤモトが座っているわけですが、思い切りフレームアウトしています(笑)。