宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の寝る前の本

 自分だけサンタさんにプレゼントをお願いするのはちょっと何か思うところがあったらしく、サンタさんへの手紙に弟には絵本をあげてくださいと書いた(ていうか、かあちゃんに書かせた)おにいちゃんでしたが、今日は早速、弟あてのプレゼントのはずの絵本を「かしてもらいまーす」と言いながらリクエスト。

バスなのね (First Book Series)

バスなのね (First Book Series)

ふねなのね (First Book Series)

ふねなのね (First Book Series)

 ベテラン作家中川ひろたかと人気イラストレーターユニット100%ORANGEのコラボですが、すごくいい絵本に仕上がってます。
 小さい子がいすを並べてバスに見立てたり、段ボール箱を船に見立てたりして遊ぶうち、空想がどんどん広がって絵はそれをそのまま描いていきます。夢オチ的に最後の場面で現実に帰って終わるのではなく、むしろ空想が現実になったかのように思い切り世界を広げて終わるのが秀逸です。
 あともう一冊「おうちなのね」があって、全部で三部作になってます。先日、三冊とも買おうと思ってジュンク堂で探してたら、たまたま姪御さんにクリスマスプレゼントを買いに来てた69'nersFILMスタッフのWさんにばったり。棚には2冊しかなくて弱ってたら、三冊箱入りのセットをWさんが見つけてくださったので、それを買いました。自分では見つけられなかったと思うので、ほんとに助かりました。
おうちなのね (First Book Series)

おうちなのね (First Book Series)