宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

11月18日(金)の日記

朝早くに飛行機で東京へ来まして、早速国会図書館へ。月曜の仕事のために、せっせと資料をコピーします。ところが一番欲しかった記事の載ってる『ぱふ』が国際子ども図書館に移管になっていることに気づき、衝撃を受けます。『ぱふ』は別に子どもマンガの情報誌じゃないんだけどなー。
ぎりぎりまで資料集めをして、大急ぎで神保町へ。もう夏目さん伊藤さんのブログで報告されてますが、青土社にて『ユリイカ』のマンガ論特集のための座談会。基本的に僕が司会進行的な役割を引き受ける予定だったんですが、ぎりぎりまで資料集めをしてたために、頭がすぐに切り替わらず(なめてんのか)、去年のジュンク堂での夏目さんとの対談(での暴走)に対するミヤモトなりの反省みたいなものが中途半端に働いたりもして、ついしゃべるのを遠慮してたら、結局だんだん夏目さんが仕切ってくれ始めてしまいました。この辺の呼吸はやっぱりさすが夏目さんですよね。助かりました。ていうか機能しなくてすいませんでした。
いったん休憩はさんだ辺りでやっとエンジンもあったまり、なんとか辻褄は合わせた感じですが、自分の出来としては70点くらいでしょうか。座談会全体は80点超えてたと思います。ちゃんと、おお今ここにマンガ論の最前線が確かにあるな、と感じられる時間帯が何度かありました。
終わった後、夏目さんが中国で買ってきた本を見せてもらいながら少しばかり雑談し、大急ぎで大森へ向かいます。6畳間が会場のヌーヴォー・パーティです。僕はほぼ完全に酒は飲めないのですが、毎年一口は味あわせていただきます。ま、僕にとっては飲める飲めないの問題ではないんです、このイベントは。
「コンプリート・スーザン」

コンプリート・スーザン

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を聞いて80年代のことを漠然と思い出してみたり、「少林寺三十六房」のDVD
少林寺三十六房 [DVD]

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を見てみたりしながら、これ以上ないくらいダラダラした時間を満喫いたしました。人間、こういう時間は、必要なのです。