宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

「トミーのくねくね横丁リターンズ!」@米沢嘉博記念図書館

 こちらで告知できてなかったですが、こんな過疎ブログで告知するまでもなく、満員御礼。
 「LOVE♥りぼん♥FUROKU 250万乙女集合 りぼんのふろく」展@明治大学米沢嘉博記念図書館の関連イベントとして行われたトークイベント「トミーのくねくね横丁リターンズ!」、熱心な(元)りぼんっ子のみなさんにたくさんお越しいただき、りぼん編集長、トミーこと冨重実也さんに面白いお話をたくさんうかがうことができました。

トークイベント「トミーのくねくね横丁リターンズ!」
出演:冨重実也(『りぼん』編集長)
聞き手:宮本大人明治大学国際日本学部准教授)
日時:2017年3月4日(土) 16:00-17:30
場所:明治大学 米沢嘉博記念図書館 2階閲覧室
料金:無料


※会場が混み合う場合は入場をお断りすることがございます。
※本イベントは、文化庁平成28年度「メディア芸術連携促進事業」で実施している調査研究「少女マンガ誌・およびふろくにまつわるオーラルヒストリー」の一環として開催するものです。


内容


矢沢あい小花美穂藤井みほならの担当者として、90年代の『りぼん』読者なら知らぬ人はない「トミー」こと冨重実也・現『りぼん』編集長をお迎えし、90年代から現在までの『りぼん』の編集、ふろく制作の工程などについてお話しいただきます。 聞き手は、マンガ史研究者の宮本大人氏。97年からの約10年、毎年学生を引率し『りぼん』編集部を見学していた際、見学対応を担当したのが冨重氏だったといいます。研究者ならではの視点で貴重な話を引き出していただきます。

http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/archives/t_event81.html


 上の紹介にあるように、白百合女子大学の学生(北九州市立大学に赴任してからはゼミ生)を引率して編集部見学に行っていたころから、かれこれ20年にわたって親しくさせていただいていることも活かして、かなりリラックスした感じで割と踏み込んだお話も聞けたのではないかと思います。
 読者のネタ投稿ページの担当だったわけですから笑いのセンスがいいのは当然なんですが、冨重さんはすごくお話がうまいので、こちらとしてもすごくやりやすかったです。


 こちら↓に出ている長いインタビューでかなり体系的にお話をされているので、このインタビューには出てない話ということを意識しつつ、それなりにまとまりと流れのあるトークに、と思ってやらせてもらいました。


http://mediag.jp/project/project/syojomanga-furoku.html


 来場者のみなさんにも面白かったとの感想ツイート↓をたくさんいただけたので、よかったです。


https://togetter.com/li/1087522


 あらためまして、冨重さん、ご来場のみなさん、ありがとうございました!