宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日のお風呂

 この頃、休みの日の数少ない一緒にお風呂入れる日でも「えぇぇぇ!おかあたんとはいりたいぃぃぃ!おかあたんがよかったぁぁぁあぁー!」って怒ったりぐずったりする三男なんですが(ちなみに毎朝幼稚園へ出かけるときも「おかあたんといきたかったぁぁぁぁあー!」ってくだりがあります)、今日に至っては疲れたのかもう半べそで嫌がります。しかも18時過ぎてるのに「きょうおやつたべてない!え?あれはデザートでしょ!?ごはんのあとにたべるのはデザートだよ?おやつはたべてない!おやつたべたい!ぐみはやだ!さっきかったドーナツがたべたい!あしたじゃなくてきょうたべたいいまたべたい!ドーナツドーナツ!」と足バタバタさせて半分泣きながら怒ります。
 こりゃ疲れすぎちゃったなーと思ってたんですが、さっき「りすのあかちゃんだよー」と言ってたのを思い出したので、ちょっと一連の文句が途切れたとこで「リスの赤ちゃんてさー、自分でお洋服とか脱げるの?」って聞くと、「え?ぬげるよ?みて!ほら!」とわざわざカレーの支度中のおかあちゃんのとこへ行って靴下を脱ぎ始めます。おかあちゃんもあうんの呼吸で、すごい!でもTシャツはぬげないよねえ?と重ねると、「え?ぬげるよ?」とTシャツを脱ぎ、下着を脱ぎ、あっという間に裸に。
 アホかわいいなーこいつ期待通り過ぎだろと思いつつ、えー、でもお風呂は自分では入れないよねー?っていうと、「え?はいれるよ?まえねー、リスがおふろみたいなのはいってるのみた!だからねーはいれるよ!」とノリノリで入浴。ドーナツのことはすっかり忘れた模様。
 
 
 疲れた時にぐずる幼児は叱ってもしょうがなくて気をそらすのが一番なわけですが、今日はえらい上手くいったなと思いながらお風呂に入ります。今日は次男がまだ宿題をやってて終わったら入ってくるという風だったので最初のうちは珍しく三男と二人きり。
 まだリスの赤ちゃんになりきっているので、しっぽがぬれたらリスようのドライヤーでかわかすよとか何とか言いつつ、何やらやたらかわいいモードで機嫌よく入っています。
 じゃあおとうちゃん先洗おうかなと湯船を出ようとすると、「せなかあらってあげようか?」と衝撃発言(笑)。
 え?リスさんあらってくれんの?そんなのできるの?「リスはねえ、あらえるよ!」とまたノリノリでいそいそと背中を流し、さらには腕の方までかいがいしく洗ってくれました。3歳くらいの、俺何でもできるよアピール期には少しこういうこともあったんですが、総じて長男・次男に比べておとうにたいして当たりのキツい三男がこんなことしてくれるのは久しぶりもいいとこで、ちょっと驚きました。
 その後も、顔洗ってたらシャワーで流してくれ、アタマ洗い終わったらまたシャワーで流してくれるサービスっぷり。こんなことは次いつあるかわからないので全力でほめつつ堪能し、お風呂あがった後はおかあちゃんにこのリスすごいかしこくてやさしいよ!と報告しておきました。