宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

荻上チキさんのラジオ番組に呼んでもらいました

【3月25日の夜に書いています】


 3月24日の夜、TBSラジオ「荻上チキsession22」に呼んでもらって、戦前戦中の赤本漫画の話をさせてもらいました。
 急なことだったので、ブログでの告知はできなかったんですが、ポッドキャストが1カ月残してもらえるので、ご興味おありの方はぜひぜひ。


http://www.tbsradio.jp/ss954/2015/03/20150324session.html


 実質30分余りくらいの、限られた時間だったんですが、荻上さんとアシスタントの南部さんがうまくまわしてくれたおかげで、割とコンパクトにバランスよく入門的なお話はできたんじゃないかと思います。生放送もラジオも初めてだったんですけど、楽しくやらせてもらえました。


 先週の金曜に依頼が来たときは、なんで荻上さんが赤本漫画に?と思ったんですが、直接荻上さんがじゃなくて、ディレクターさんが私が今度リバティアカデミーでやる講座の案内を見て、興味を持って下さったのがきっかけで今回の依頼になったとのことでした。
 テレビや新聞だと取材依頼が来ても大体「宮本大人」には興味なくて、「漫画の研究してる大学教員」であれば誰でもいいってパターンがほとんどなので、自分自身の研究テーマに興味持ってもらえての依頼というのはうれしかったですね。テレビや新聞みたいに取材や収録でやたら拘束される割に、話したことのほとんどが使われないってこともなく、話したいことを話したらそのまま流れるってのもありがたいですね。


 話の内容に直接関わらなくてもいいので3曲選曲してくださいと言われたのも、中高時代は熱心にラジオ聞いてたロキノン厨(当時そんな言葉なかったですが)としてはうれしくて、話の内容(は、いつも話してることのどこを取り出すかってことなので)どうするかより選曲でめっちゃ悩んだのでした(笑)。曲自体はポッドキャストには入ってませんが、選んだ曲のリストは上のリンク先公式サイトに載ってます。
 余談ですが、番組プロデューサーの長谷川裕さんが、やはりロッキング・オンの熱心な読者で、声かけてくれたディレクターさんはバーン読者だったということで、放送終了後、80年代から90年代のロキノン話でやたら盛り上がってしまい、荻上さんたちが先に帰ってしまうという謎の展開になったりしたのも楽しかったです。


 番組ハッシュタグをつけての感想ツイートをたどる限り、割と面白がってもらえたようで、何よりでした。あくまでこれはほんとのさわりの部分ですし、話し方が雑になってる部分もあるので、ご興味お持ちいただけた方はぜひリバティアカデミーの方に足を運んでいただければと思います。