宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

三男幼稚園入園からの神代植物公園まで

*4月13日の0時台に書いています


【4月9日】
 三男の幼稚園入園式でした。
 さてどうなることかと思ってましたが、思ってたよりはいい感じで入れました。
 昨年度1年間、月1回、未就園児クラスに通ってましたし、次男が通ってた幼稚園なので、場所そのものに対する戸惑いはないはずなんですが、次男のように周囲の状況をよく見てたりはしないので、そもそも一定時間一人で過ごさないといけないとかもどれくらいわかってるんだか(笑)って感じなのですが。
 入園式の日は、おとうとおかあがずっといっしょにいることもあり、ま、「幼稚園の入園式でぐずる子」としては程度の軽い部類でおさまってくれました(笑)。


 いきなりかしこまってじっとしていなければならない式になると子供たちも落ち着かないので、まずは、式が始まるまで3、40分教室で遊ばせてくれました。



 周りの新入園児には目もくれず、教室のおもちゃで黙々と遊びます。
 入園式としてホールに集まって座って先生たちのあいさつやわらべ歌や手遊びが行われる間も、「なんかたべたーい」と繰り返してましたが、泣いちゃう子やじっとしてられず走り回っちゃう子もいるので、ま、許容範囲。
 式が終わって教室に戻ってからは、一人一人おいすに座って、先生から名前を呼ばれたら返事して、お土産の紅白まんじゅうをもらう、だったんですが、そこではクラスで一人だけ椅子に座らずおかあちゃんの膝に座ってました。
 が、キャーキャー言ったり動き回ったりってことはなく、呼ばれた時の「はーい!」って返事は誰よりも大きく、お土産が配られ始めるとささっと椅子に座りに行っていい子にして待つという、なりふり構わずものに釣られる三男らしさがよく出ていておかしかったです。



 ぼうしにつけた自分のマークのおばけさん。デュケノワ風。かあちゃんが描いて、とうちゃんがスキャンしてアイロンプリント用紙に印刷しました。
 ウチも含めて字が読めない子がほとんどなので、こうやって自分のマークを決めて、持ち物や、持ち物置き場にそのマークをつけます。


【4月10日】
 通園初日。次男の時は、とりあえずバス通園から始めて、朝はバス停までとうちゃんが送る、年中さんになってからは(だったと思いますが、若干記憶があいまい)とうちゃんが毎朝自転車で送る、というふうでしたが、次男より甘えんぼの三男は、おかあちゃんが送るとかえって離れられなくなるのではとの考えから、もう最初からとうちゃんが自転車で送ることに。
 案の定、未就園児クラスの時と同じように、親と一緒に遊びに行くってことだと思ってるぽく、家からはすんなりと出られました。



 初・いってきます。さりげなくピースしています。
 幼稚園に着いてからも、おばけマークの靴置き場を探して靴を置いて、おばけマークのロッカーにぼうしとリュックをかけて、リュックから出したコップとタオルをおばけマークの置き場に置く、といった一連の作業を、結構積極的に自分からやっていきます。縦割り保育なので、年中さんのお兄ちゃんおねえちゃんも世話を焼いてくれます。
 お、なかなか順調、と思ってたんですが、教室のおもちゃで遊ぼうと思ったら、朝はまず園庭で遊ぶことになっていたので、ちょっと、なんだよー、って感じを出しつつ、また園庭で楽しく遊び始めたんですが、じゃあおとうちゃんお仕事行くねーって言ったら、やーだ、やーだ、と言いつつ遊び続けます。
 何度か、じゃあ行くね、やーだ、のくだりを繰り返した後、急にむすっとして無視し始めたので、これはあえての無視だな、行ってらっしゃいばいばーいとは言えないけど、自分なりにこらえようってことだなと思い、先生にお願いしまーすと言いつつ、こちらからはもう一度ばいばーいと言って園を出ました。
 あとでおかあちゃんが迎えに行くと、笑顔一つ見せずに一目散にやってきて、教室で作ってた積木的なものを見せに来たそうです。保育中も泣いたり怒ったりせずだったとのこと。でも帰ってからはずーっと甘えんぼですぐぐずるモードだったということで、本人なりにかなり気疲れしていたようです。


【4月11日】
 おとうはすぐ仕事に行ってしまう、ということがはっきりわかってからが問題だと思ってたんですが、この日も一応家はすんなり出発。
 幼稚園に着いてからは案の定、一つ一つの作業のたびに、廊下にごろごろ転がったり、いちいちぐにゃぐにゃします。
 庭に出てからは、すぐくっついてきて、お仕事行くからって言うと、昨日より強くやーだ!とアピール。
 こりゃまいったねと思いつつ、何度か繰り返したのち、自分の写真を見るのが好きなのを思い出して、スマホで撮った写真を見るかと聞くと、みるみるー!と言うので、じゃあ、見たらおとうちゃん行くよと言ってスマホを渡していくつか見せて、じゃあそろそろ行くよと言うと、急に明るく元気に、いってらっしゃーい!と笑顔で手を振られたので驚きました。
 その日も、おかあちゃんが迎えに行くと、園庭で拾い集めた石を持ってきたり、一人で黙々と遊んだ様子はうかがえたものの、やっぱり泣いたり怒ったりはしなかった模様。
 長男は最初のうち、何度も何度もめそめそしながらおかあちゃんはいつ迎えに来るのか先生に聞いていたそうなので、ま、デビューは上出来かなと。
 毎朝自転車で子供を送るのは、少なくともその時間毎朝子供と過ごすことになるし、少なくとも朝起きる時間は規則的になるし、幼稚園でたくさんの子たちが楽しそうに遊んでるのや、だんだん成長していくのを見たり、ほかの送りのお母さんたちや先生とちょこっとしゃべったりするのは、精神衛生的にも大変良いので、3年間(もうこれでほぼ確実に最後になると思うと切ないんですが)朝送るようにします。


【4月12日】
 天気も最高だし、まだ遅咲きのいろんな種類の桜も咲いてるようだしということで、おばあちゃんが作ってくれたお弁当を持って、自転車こいで神代植物公園へ行きました。



 お昼過ぎの芝生広場は暑いくらいのあったかさ。フリスビーでひとしきり汗かいた後、お弁当を食べ、次男はシャボン玉をし始めます。たまたまカメラの前に飛んできたシャボン玉に次男が入ってしまいました。



 三男はしばらく上半身裸、裸足で、シャボン玉を追いかけて走り回ってました。
 園内はほんとにいろんな種類の桜がきれいに咲いていて、ソメイヨシノがほぼ終わってるせいか、混み具合も大したことはなく、なかなか絶妙のタイミングで行けたようです。
 長男は、いつものように、気になった花を次々カメラに収めていました。さっき確認したら、すてき写真がたくさんあったので、いくつか(長男には無断なので著作権侵害ですが、小学生の間は許してもらえればと)載せておきます。



 その後は、深大寺温泉てとこへ行って、今日はおうちでご飯てことにして帰宅しました。