宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

米沢嘉博記念図書館トークイベント「『ゲームセンターあらし』とホビーマンガの勃興」

【17日に書いています】


 この日の次のイベントはこちら。今回は一聴衆として楽しませてもらいました。

すがやみつる・平山隆トークイベント「『ゲームセンターあらし』とホビーマンガの勃興」
講師:すがやみつる(マンガ家)、平山 隆(「ゲームセンターあらし」初代担当編集/現・小学館常務取締役)
日時:2013年2月16日(土) 16:00-17:30
場所:米沢嘉博記念図書館 2階閲覧室
料金:無料 ※会員登録料金(1日会員300円〜)が別途必要です。


概要

ゲームセンターあらし』の登場とヒット以降、小学館の『コロコロコミック』は、男児の心をとらえて離さない「ホビーマンガ」の玉手箱のような雑誌となりました。『あらし』の作者・すがやみつる氏と、『あらし』初代担当者であり、『コロコロコミック』の編集者として長年ホビーマンガが生み出される現場を支えた平山隆氏に、その始まりからブームになるころまでについて話していただきます。
http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/archives/t_event33.html


 すごく面白かったです。すがやさん自身が進行役という、普通あんまりない形でしたが、バランスよく平山さんにも話をふってくれて、濃密なトークになっていました。すがやさんはすでに大学で教えられてもいますし、もともと話がうまいのは存じてましたが、改めて「何でもできるすがやみつる」の印象を強くしました。
 また、平山さんの「あらし」とコロコロコミック編集にまつわるお話も一冊本を書いていただきたいレベル。自分が子供の頃親しんだ雑誌と漫画を作っていた人のアツい話が聞けるのはほんとに幸せなことです。