宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

1年目の3月11日に劇場版「ドラえもん」を見に行く

 今日は長男・次男と一緒に吉祥寺の映画館へ、劇場版「ドラえもん のび太と奇跡の島」を見に行ってきました。


http://doraeiga.com/2012/


 前売り券は買ってあったので、まず入場券に替えた後、三人でラーメンを食べ、鑑賞、かあちゃんと三男と合流して遅めのおやつをカフェで食べて帰宅という流れでした。
 長男は、「崖の上のポニョ」を見に行って以来の映画館、次男は今日が映画館デビューでした。
 東日本大震災から1年(というか、まだまだ震災は続いていると言うべきだと思いますが、ともかく去年の3月11日14時46分に起きた大地震以来1年)経った日に、家族で穏やかな休日を楽しめる幸せに感謝したいと思います。
 というか、ちょうど映画は14時20分からだったんですが、自分の両側に子供が座っていて、自分も子供のころ最初の劇場版「ドラえもん のび太の恐竜」を映画館に見に行ったことを思い出しつつ、長男が「プラネタリウムとか映画館で、この暗くなる時が好き」とうれしそうに言うのを聞いたりしていると、何だか自分でもびっくりするくらい感無量になってきてしまったのでした。
 いよいよ本編が始まると、しばらく続く予告編に「まだかなあ」と言っていた次男の顔も、「わくわく」ってこういう顔です、みたいな感じになるし、去年の同じころに自分が置かれていた状況とか感覚とかもよみがえって来て、うわ、なんだこれ、すごい幸せだ、ありがてえ、みたいな感じになって来て(笑)、オープニングの主題歌が流れてきたところで思わずちょっと涙が出てきてしまったのでした。もう、家族のことですぐうれし泣きする西川きよし師匠状態(笑)。


 作品そのものは、多分震災のことも意識してのことではないかと思いますが、かなり説明的に家族愛を強調するくだりがあって、いや、そこはもう、今、親子でドラえもん映画を見に来てる時点で十分満喫できてますから、大丈夫ですと言いたくなったりもしましたが、全般的には楽しく仕上がっていたと思います。次男の映画館デビュー作としては、長男の「ポニョ」ほど圧倒的ではないとしても、上々だったかなと。


 ちなみに長男と「ポニョ」を見に行った時の一連のエントリはこちら。


http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20080812/1218547349
http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20080815/1218743001


 去年の3月のこのブログのエントリ・リストはこちら。


http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/archive/201103