宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

卒論発表会終了しましたー!


 10時から18時までの長丁場でしたが、終わってみればあっという間の充実した発表会だったと思います。
 写真は長丁場を乗り切って針が振り切ってしまったゼミ生一同と私であります。が、写真がなぜかこのサイズでしかアップできない…。よく顔が分かりませんよね。


 あいにくの天気、期末試験も始まりつつある時期、だったにもかかわらず、ゼミ生以外の学部生のみなさんや、学外の一般の方、そして藤本由香里先生にもお越しいただき、よい質問をしていただいたりしました。
 年末に提出した第一稿に、僕が赤ペン先生したものを1月6日に返却、修正稿を16日に提出(成績評価はこれに対して行います)、そこから1週間足らずでの発表というハードスケジュール。
 おそらくどの学生も初めて書いた2万字以上というボリュームの論文を、今度は15分の発表にまとめる、というのは結構きつかったと思います。
 明大でも北九大の時と同様、卒論集を本にする予定なので、そこに載せる最終稿に向けて僕以外の人の意見も参考にする、という位置づけのため、ほんとの完成版をお披露目する、という発表会ではありません。
 したがって僕としては、そんな完璧なプレゼンじゃなくてもいいかなと思ってたんですが、あと1,2週間あれば、もっとちゃんとしたレジュメやパワポを用意できたのに、言いたいことが不足なくきっちり詰まった発表にできたのに、等々悔しい思いをした学生もいたようです。
 明大は入試のために2月に入るとすぐに学校に学生が入れなくなるため、卒論集制作のスケジュールをにらむと、今週やるしかなかったんですよね。申し訳ない。
 とはいえ、もう結構へろへろだろうに、はっきり悔しいという感情を見せてくれるのは、向上心が折れてない証拠で、嬉しいことです。ぜひその思いを卒論集にぶつけてほしいなと思います。


 今回は、一般の来聴者として、僕が北九州に行く前に東京でやっていた非常勤講師先の学生さん(もう当然社会人ですが)が来てくれた、なんていううれしいサプライズもあったりしましたし、何より、全員が「ここ」まで来た、というのを実感させてもらえて、僕としては、なかなか幸せな時間を過ごさせてもらいました。
 発表会後の懇親会も楽しかったし、教師冥利というやつですね。
 卒論集に向けてあと一がんばり、僕も全員の修正稿をまだざっとしか見てないので急いできちんと通読しないといけません。がんばろうがんばろう。