宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

おっぱいは出ません

 このあいだ、確か日曜日だったと思いますが、お風呂でいつものように三男をひざに乗っけてお湯掛けて体を洗おうとしていたところ、いきなり三男が右手を伸ばし、「これは?」といった感じで、とうちゃんの胸にもおっぱいの出てくるアレに似たものがついていることに気付きました。
 以来、ここ数日、お風呂に入るたびに、指先でカリっと引っかかれたり、つまままれたり、たたかれたり、周りに生えている毛を抜かれたり、しています。いつもひとしきり調べた後、なんだ、違うのか…、といった感じで怪訝そうに調査を終えるのですが、次の日になると忘れているらしく、また調査が始まります。
 確かに長男も、次男も、「おっ?」という感じで毎晩調べてる時期はあったのですが、どれくらい続いたのか覚えていません。その都度、ここからも出れば何かと便利だったのにねえ、と思っていたのでした。


 そういえば、これはもう3週間くらい前ですが、次男が、お風呂に入るなり、いきなり自分の乳首をぎゅっとつまんで、険しい表情をしているので、何事かと思ったら、「うーん、なかなかでないなー」と言い出したことがありました。
 長男も次男が生まれたときに言ってましたし、今回は長男次男二人揃って、自分もおっぱいあげられたらあげたいのにと言っていたんですが、それは残念ながら出ない旨、かあちゃんからもとうちゃんからもお伝えしていました。最近、あんまり言わないなと思ってたんですが、次男は、単に「まだ」出ないんだと思ってた模様。
 次男は、最近も、自分は大きくなったらおかあちゃんになるのかおとうちゃんになるのか、かあちゃんに尋ねたりしていたそうで、かあちゃんが、おとうちゃんだと思うよ?と返事したところ、ちょっと半笑いで「おいおいじゃあ何かい?」みたいな口調で、「じゃあさあ、○○ちゃん(幼稚園で仲良しの女の子)はおかあちゃんてこと?」と聞いてきた(というか、本人的には有効な反論をしたつもり)ので、そうそう、と答えると、普通に「えっ!?」と驚いていたそうです。ジェンダーは生得的にあらず、みたいなお話でした。