宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

「100かいだてのいえのひみつ」展

 昨日とおとといの卒論集制作作業はほぼ終わり、あとは表紙と裏表紙の仕上げと印刷屋さんへの発送を残すのみとなったので、あとは学生に託して帰京しました。
 で、今日はまた、お昼は長男次男と3人で吉祥寺ラーメン店めぐりシリーズ。もう4、5軒目です。
 その後、おかあちゃん三男と合流して、武蔵野市立吉祥寺美術館で今日までだった「100かいだてのいえのひみつ」展へ。規模はそんなに大きくないものの、密度の濃い楽しい展示でした。
 岩井俊雄氏自身のブログで詳しく紹介されているので、よかったらどうぞ。


http://iwaisanchi.exblog.jp/


 いわいさんちの子供たちのために段ボールなど身近な素材で作られた素敵造形物の数々は、コンプレックス丸出しで裏山!裏山!と連呼したくなるくらい、うらやましい限りでありましたが、「あ!あのレジの中、ちゃんとお金も入ってるよ!」とか言って普通にうれしそうにしてるウチの子たちといっしょに見てると、そんな小さな自分の心も、次第に、洗われていくのでした…。
 ま、全部このクオリティとこの量で、っていうのは一般家庭じゃ到底不可能ですが、一個一個は、普通のおうちで真似られるものがほとんどだったので、ちょっと余裕を作ってやってみるといいよなー、と思いました。
 次男は朝からちょっと鼻水と咳が出てて、会場の人いきれもあって、ちょっとしんどそうでしたが、でも楽しそうでした。感想ノートにも、頑張って自分で「たのしかったです」って感想と自分の名前をひらがなで書いてました。最近、自分で字を書けるのが自慢なんですよね。
 長男は、普通に一人でめっちゃ熱心に展示を見ていて、特に創作のプロセスを自ら解説している部分は特に熱心に見ていました。会場で、一人2フロアずつ部屋を書いて、壁に足していけるようになっているんですが、当然のように「描く」って言ってムササビの部屋を描いてました。



 写ってる3部屋のうち下の2部屋です。かっくうれんしゅうじょう(滑空練習場)と、「とおとび(遠飛び)」競技のできる部屋だそうです。