宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

今日の寝る前の本

 今日も長男にこちら。

 学校の図書室で借りてきました。「5年生の」きょうりゅうたんけん隊なんで、当然絵本じゃなくて、6〜8ページに1回しか挿絵はありません。もう一通り読んだけどもう一度最初から、ということで「山東省にねむるきょうりゅう墓場」を19ページまで読みました。
 1928年生まれのたかしよいちの文章は、「みなさんの中には、漢方薬というのを一度は耳にしたり、ことによると飲んだ人もいるだろう」とか、「まずもって、りゅうなんていう動物がこの世に本当にいたのだろうか」とか、「こころみに「竜」を漢和辞典や国語辞典で引いてみよう」とか、1992年の時点でも微妙に古風だったんじゃないかという文体です。音読していて、いつもと違う感じが個人的に楽しかったです。