今日は長男にリビングでこちらを。
- 作者: リチャードプラット,レオハータス,岡村定矩,宇宙開発事業団,NASDA=
- 出版社/メーカー: 丸善
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 大型本
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ガレージのガラクタで反物質エンジンを開発したとか、太陽に接近した時もアルミホイルを三重に巻いてあるから大丈夫だとかってセリフがスルーされたりしてるかと思えば、太陽の近くを回るのはすずしい夜にしようって発言はイジーにツッコまれてたり、いろいろ、意図的におかしな設定やせりふや描写をちりばめてあるので、てっきり、夢オチだけど太陽系についての知識は正確、っていう趣向かと思ったんですが。
ま、これはこれで別に荒唐無稽部分と科学的に正確部分がはっきり分かれてて、長男もそう理解して楽しんでたので、いいのかなと思います。
考えてみると、前に紹介したフリズル先生シリーズもそうですよね。リアルな科学的解説と荒唐無稽な物語の組み合わせは、夢オチでつじつまを合わせるのが当然、て考えの方が、もしかすると、小熊秀雄と大城のぼるの「火星探検」を読みすぎた漫画史研究者の偏った考えなのかもしれません。いや実際、出だしで主人公が一回寝たり、犬を一緒に宇宙船に乗せて行くとことか、「火星探検」に似たモチーフが出てくるもんですから、余計そう思っちゃったかも。