宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

さらに恐竜展で化石発掘体験!

 公演見終えて、「最古の恐竜展」に比べると若干ぼられてる感が無きにしも非ずのパンフを買ったりした後、今度は日本橋三越でやってる「恐竜展」という名の恐竜展へ。
 こちらはチラシを見ても、三越のホームページを見ても、料金設定を見ても、そんなに期待はできないだろうけど、ま、今日は長男と二人だけで動きやすいし、恐竜がらみで行けるものは行っとこうと。
 で、結果、行ってよかったです。え?ってくらい空いてて見やすいし、その割には展示品そのものは思ってたよりは多かったし、トリケラトプスの全身骨格のとこでは写真も撮れるし、触っていい化石がいくつかあったし。
 ま、展示のパネルとかキャプションは、多分、いろんな施設で使われてた物の使い回しだろうなって感じでデザインも統一されてないし、写真撮れるところも限られてるし、図録もないし、と他の二つに比べるとアレでしたが、なぜか明大の図書館にチラシと一緒に置いてあった招待券で入れちゃったので、全然オッケー。長男的にも行ってよかったみたいです。
 そしてさらに、多分これは混むだろうから無理だろうなと思ってた、併設の化石発掘体験コーナーも、ウチが行った時にはほかのお客ゼロ(笑)。
 でもこれはほんとに当たりで、こういう企画用に柔らかめの石灰岩みたいなのの中に埋め込まれたアンモナイトの化石を、ほんとの発掘用のブラシで掘り出していく作業に、ハマるハマる。石の粉が目に入らないようにゴーグルも着けるので、本格的な感じになります。



 化石発掘がいかにデリケートな作業かよく知っている長男氏は、後から来た子が、ごんごんごりごり周りの石砕いて、あっさりボロッとアンモナイトを取り出していくのに目もくれず、慎重に慎重に発掘を進めます。
 専用ブラシはブラシの柄の部分で石をごりごりして、化石自体が見えてきたら毛の硬いブラシで少しずつ石を払っていく、というものなのですが、ほんとに丁寧にかわるがわる使い分けて、小一時間かけてやっときれいなアンモナイトの化石が取り出せました。



 この化石発掘は別途600円とかかかりましたけど、化石自体は本物だし、持ち帰れるし、なかなかお値打ちでした。
 そんなこんなですっかり夕方になったので、地下のパン屋さんでこの展覧会に合わせた恐竜パンをお土産に買って、帰路についたのでした。