宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

漁港にて、よくカキ食う客となる

 3連休の中日、休めるのは今日だけだったので、あいにくの空模様ではありましたが多少の雨ならクルマだから平気だもんねーとレンタカーで糸島半島の福吉漁港へ。
 ここは牡蠣小屋といってビニールハウスの仮設店舗で、カキを山ほど炭火焼で食べられるというお店がいくつかあるのです。

http://community.travel.rakuten.co.jp/community/spot.do?spotCode=24752

 しかも、行ってみたら今日は福吉漁港で「福吉産業まつり(雨天決行)」が開催中。ちょうどマグロの解体ショーをやってて、解体したてのマグロの漬け丼やらお寿司やらのほか、ウニご飯にサザエご飯、焼きイカに、イモ天に豚汁といろんな海の幸からそうでないものまでお店もずらり。
 今日行った牡蠣小屋の「かきのますだ」さんは、食べ物はカキオンリーで、なんとその他の食べ物・調味料持ち込みオッケーなので、マグロ寿司とウニご飯とサザエご飯を買ってまいります。もともとかあちゃんもアタマ働かせて、家でおにぎりを握ってきてたので、カキと一緒に焼きおにぎりに。これにカキ汁かけてサイコロ状に切って持って行ってたバターをのっけて食ったりしました。もう超うまいんでやんの。
 リンク先にもあるように、カキがなんと1キロ1000円。親子四人でたらふく食えます。一応公立大学の教員ということを意識して、普段、特定のお店の名前を出してお勧めとかしないんですが(いや、する必要あるのかよく分からないものの)、ここはちょっと、もう北部九州にお住まい、あるいはちょっと長く滞在する機会があるようなみなさん、特に僕みたいに仕事のご縁で九州に来ました、みたいな人は絶対行ったらいいと思います。
 外はパラパラ雨が降って寒かったですが、ビニールハウスの中はほこほこでした。
 その後は、さらにこれはあえてお店の名前は書きますまい、オクサンが前から超行きたかった佐賀県・七山の山の中の古民家で、月に1度くらいの不定期営業のお菓子屋さんに行きました。



 もともとわざわざ来てくれるお客さんとのふれあいを大事に、みたいな感じで今時ホームページもなしにやってるのに、お菓子好き女子みたいな人たちの間で有名になり過ぎて、不定期営業なのに営業日には行列ができて整理券が配られるみたいなことになってるとの話だったので、オクサンもさすがにせっかくの休日にお菓子買うのに整理券はどうなんだとか言ってたんですが、3連休、今日だけ雨ってこともあり、幸いにもお客さんは僕らの前に一組、後に一組、同時に待ってたのは全部で6人くらい、みんなお店の中でお店をやってる30代後半くらいのご夫婦とゆるゆる会話を楽しみながら、お菓子を頼んで包んでくれるのを待てたのでした(お店では食べられません)。うん、今日みたいな感じが本来なら、確かにすてき。家族で出かける日に雨なのは、去年沖縄行ったとき以来だと思うけど、むしろツイてました。
 そんなこんなでもう夕方になってきたので、温泉天国九州、今日はどこに行こうかねってんで、福吉漁港からお菓子屋さんの道に看板の出てた「まむし温泉」の名前と、まむしの親子がお風呂に入ってる80年代調の絵が気になって、全く事前情報なしに行ってみました。



 弘法大師がまむしにかまれて苦しんでいる人を癒そうと念じたところ沸いたお湯が起源という、全国津々浦々に存在する弘法大師伝説がここにも、って感じの温泉でした。お水もくんで帰れます(写真)。小さなつぼ湯がたくさんある露天風呂が楽しくて子供たちも大喜び、普通のお湯もよかったし、ワイン風呂とか抹茶風呂とか(笑)もあって、当りでした。



 マッシー、ムッシー、シッシー。いっそすがすがしいくらいの命名センスです。



 ちゃんと商標登録もされてます。
 締めの夕食は、上の子が先日スイミングの昇級試験に受かったご褒美で福岡まで戻って長浜の鮮魚市場・市場会館の回転寿司へ。ここの市場会館に入ってるお店はみんな取れたてのお魚を使ってて安くてうまいんですが、この回転寿司も結構信じられないコストパフォーマンスで、おなかいっぱいになって帰りました。
 というわけで、リーズナブルにおいしいもの尽くしでとってもリフレッシュできた一日でした。