宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

門司港→小倉祇園太鼓

 今日は昼前に門司港に行って、観光トロッコ列車潮風号に乗り、九州鉄道記念館に行った後、ちょっとお茶してから小倉に戻り、今日で最終日の小倉祇園太鼓を見に行きました。
 祇園太鼓、家族で行くのは実は初めてなのです。東京に引っ越す前に一回見せときたいなと。
 下の子は小倉に着いたら寝てしまい、上の子は基本的に祭りというものに興味がない上、トロッコ列車と記念館で十分燃焼した模様で、なんだかご機嫌斜めで、「いつ帰んのー?」とか言い出す始末。うーむと思ってたんですが、紫川沿いをぶらぶらするのは意外と楽しかったらしく、さらに紫川流域の魚や様々な生き物が見られる水環境館で、思いのほか盛り上がり、すっかり機嫌回復。
 水環境館は僕も前から気になりつつ、行ったことがなかったんですが、これは小規模ながらなかなかいい施設でした。何と言っても半地下になっていて、紫川の水中がガラス張りで見えるのがいいし、流域の生物を、上流にはこんな魚やエビやカニ、みたいに詳しく分けて、普通の水族館では見られないような淡水魚や淡水のエビ・カニ・貝などがたくさん見られるのが新鮮でした。
 その後、去年祇園太鼓をテーマに卒論を書いて、今年も打ち手として参加してるゼミの卒業生にも運よく会えて、小倉の誇りと名高いサンドイッチファクトリーOCMでサンドイッチ食べて(これも僕はよく行ってますが、家族連れてくのは初めて)、食べ終わる頃には下の子も目が覚めてたんで、みんなでいろんな太鼓を見聞きしながら小倉駅まで歩いて、新幹線で帰ったのでした。
 ちょうど山車が動いてない時に卒業生に会えたので、上の子とその卒業生と僕とで一緒に写真撮ったんですが、なんだかだるそうにぐにゃぐにゃしやがって、またご機嫌斜めかよとか思ってたら、彼女と別れてすぐに「びじんのおねえちゃんだからはずかしかったー」とか言い出したので、小学生になったんだなあと思ったり。
 肝心の太鼓の方はと言えば、最初は乗り気じゃなかった上の子も、小倉駅近くのコレット井筒屋前広場で繰り広げられる、据え太鼓のグルーブ感あふれる演技にはさすがにハマったらしく、かなりしっかり見入ってました。下の子もすごく真剣に見てました。下の子は、もうちょっと元気な時にもうちょっと長時間見せてたら普通に踊り出したりしそうだなと思いました。
 といった感じで、予報では激しいにわか雨がありそうなどと言っていた雨も全く降らず、久しぶりに家族で北九州堪能の一日でありました。