宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

忌野清志郎さん逝去

 帰ってきたらこのニュースでびっくりしました。
 立川談志みたいに、なんだかんだでずっとサバイブしてくれるのではと思ってたんですが。
 ものすごい熱心なファンだったとは言えないんですが、特にいわゆるハードフォーク時代の最初の2枚のアルバムは高校・大学時代よく聞きました。「あの娘の悪い噂」とか「2時間35分」とか「ぼくの自転車のうしろに乗りなよ」とか大好きです。大好きでした、じゃなくて。
 日比谷野音も行ったし、クリスマスの武道館へ一人で行ったら周りはカップルかグループばっかりで、何だよぉ、とか思ったり。新宿厚生年金会館でやったイアン・デュリー&ザ・ブロックヘッズの来日コンサートに飛び入りしたのも見ました。オーティス・レディングやボ・ディドリー聞くようになったのも清志郎経由でした。
 んー、なんか釣られていろいろ思い出してきた。寝る前に「ヒッピーに捧ぐ」とか聞こうかな。ご冥福をお祈りします。

初期のRCサクセション(紙ジャケット仕様)

初期のRCサクセション(紙ジャケット仕様)

楽しい夕に(紙ジャケット仕様)

楽しい夕に(紙ジャケット仕様)

シングル・マン(紙ジャケット仕様)

シングル・マン(紙ジャケット仕様)

 んで、実際寝る前にちょっと、と思って「ヒッピーに捧ぐ」聞き始めたら、結局「シングルマン」まるまる聞くことに。いつもそうだけど、実際音が鳴り始めると、それはちゃんと「現在」のうたになっていて、何かを思い出すきっかけというより、自分の今の感情を増幅したり明確にしたり、自分の今の状況を捉え直させてくれたりする力を、与えてくれました。自分が死んでも、生き続ける表現を、自分も何か一つ残したいなと、思いました。(*この段落、翌朝追記)