宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

気の利いた作り話を考えてる時間もないんで

 普通に書きますです。
 今日から新年度ですね。光陰矢のごとし。タイム・ウェイツ・フォー・ノーワン。
 昨年度から、来年度は北九大ラスト・イヤーですからとか、九州在住在勤ラスト・イヤーなので、とか言ってたんですが、どっちも厳密に言うと正確じゃないんですよね。
 この先の人生で九州に舞い戻る可能性がゼロなのかと言えばそうでもないので、そもそも「ラスト・イヤー」と断定できないですし、今年度入ってもらった新ゼミ生が4年生になる来年度も、実際の授業時間相当のゼミを、月イチ以上のペースでやりに来て、今までのゼミ生と比べて不公平のないように最善を尽くすつもりですし、(仮称)北九州市漫画ミュージアム関係のお仕事は、嫌がられない限りずっと続けたいと思ってますから、北九大准教授という肩書で九州で暮らすのは今年度が最後、ということですね。
 去年の春にすでにご報告しております通り、来年度から明治大学国際日本学部の方に移籍します。この春から、と思われてる方が、北九大の事務方さんにまでいたりするわけですが(笑)、まだ1年先ですから。
 昨年度は、なんというか、俺もうすでに厄年入ってるんじゃないかという1年でしたが、今年度は、のっけから井上雄彦展の熊本「重版」に関われるというこの上ない幸運に恵まれ、マンガの神様もたまには俺にほほ笑んでくれることがあるのね、と思っております。児童文学館の件についても、ちらちら書いてるプライベート方面の懸案も、全く終わってないので、一日中気分が快晴という日は全くないと思うんですけど、ま、オトナってそういうもんなんでしょう。とりあえずは、北九大での仕事に後悔や積み残しがないように、ということを最優先に、1年を過ごしたいと思います。あと、なるべくたくさん、家族で九州あちこち行きたいなと思ってます。
 というわけで、来年の春を、すごく切ないけど晴れやか、みたいな気持ちで迎えられるよう、がんばりたいと思いますので、よろしくお願いします。あ、このブログももうちょっと面白い感じにしていきたいすね。