宮本大人のミヤモメモ(続)

漫画史研究者の日常雑記。はてなダイアリーのサービス停止に伴いこちらに移転。はてなダイアリーでのエントリもそのまま残っています。

なんかもう

 いろいろやばいです。今学期は風邪だけはひかずになんとか持ちこたえて来たんですがついにのどが痛くなってきました。でも今休むとかあり得んし。
 仕事はしてます。すべての走塁が滑り込み、みたいな、プロにあるまじき状態ですが。しかもぎりぎりセーフ率がどんどん下がってアウト続出なのがなんとも。特に、夏目さん竹内さん編のマンガ学教科書の原稿を1カ月以上遅らせているのは、自分史上最低の事態で、本当に申し訳なく思っています。
 大阪府議会のネット中継も見てます。でもコメントする余裕がありません。かたずをのんで見守るばかりです。歯がゆいですが、この辺が自分の限界のようです。ひこ・田中さんによる「児童文学書評」と、「大阪府立国際児童文学館存続を応援する有志一同」による「大阪府の国際児童文学館を応援します!」の、迅速かつ的確な情報発信に心から敬意を表します。そしてまた、おそらく僕よりはるかに大変な日常生活の中で、情熱的な論陣を張り続けてくれている鷲谷花さんの「帰ってきたハナログ」にも、折れそうになる気持ちを支えてもらっています。


 しかし、あれですね。38歳、スポーツ選手なら引退を考える年齢ですよ。ここらできちんと自分の衰えとしっかり向き合わなければならないのかもしれません。今自分がやっている仕事のうち、自己評価70点以上なのは講義と公開講座だけ。今年はちょっと研究者業に復帰とか言って調子こいて引き受けた仕事は軒並み信じられないミスで周りに迷惑をかける結果をいくつも生んでいる上、さっきも触れたとおり大事な依頼原稿を遅らせ続けており30点から50点程度、学内運営系の仕事も、「ミヤモトは仕事が早くて的確、しかも粘り強い」という評価がぼちぼち怪しくなってくる60点ぎりぎりの状態、さらにはゼミの指導教員としてもすっかり自信喪失で50点くらい、児童文学館関連でもパブコメ送信後はもちろん0点、家庭人としてもまあ10点あるかないかみたいな状態。全然家で夕飯食べてないし。もちろんコドモ風呂に入れたり寝かしつけたりもしてない。ここに寝る前の本の記録がない日は、みんな深夜帰宅か研究室で徹夜です。要は、総倒れに近いです。でも泣かないで頑張ります。学生たちには申し訳ないけど、いくつかの課外活動の予定を中止にして、何とか立て直すつもりです。幸いなことに昨日からオクサンのお母さんが来てくれてるので、今週来週は休みなしで行きます。