幼稚園で借りてきたこちら。
- 作者: 五味太郎
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 1982/04/10
- メディア: 大型本
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だって、かぞえうたが二つあるんですけど、一つは
ひとというやつ
ふしぎなもので
みればみるほど
よくばりで
いつも
むりして
なやんでばかり
やれやれ
ここのところが
とうもわからん
もう一つは
いっちょうめの かどの
にくやのまえで
さんぐらすかけて
しかめっつらの
ごろつきやろうが
ろくでなしの
ななしのごんべえと
はちあわせ
くだらぬはなしで
じゅうすのむ
ですよ。
オトナの世界を垣間見せてしまいます。
当然、「しかめっつらって何?」「ごろつきやろうって何?」「ろくでなしって何?」「ななしのごんべえって何?」「はちあわせって何?」「くだらぬはなしってどんなの?」と全部聞かれたので、それなりにきちんとお答えしました。でも、飲んでるのはジュースってことで。
それにしても、一つ目のかぞえうた。なんかもう身につまされるにもほどがあるっていうか、五味太郎、26年の時を超えて、俺の現状を鋭くえぐり取ってくれてやがります。